学生の金融リテラシーの向上を目指し、学生投資団体を大紹介(6) 協力:「学生投資連合 USIC」

USIC


学生投資連合USIC近年になって学生の間では、証券および金融への関心が高まっている。インターネットやモバイル端末の活用に積極的なことも追い風に、株式投資への意欲も高まっているという。しかし、具体的な投資行動に移る学生は決して多くない。そうしたなか、各大学ベースでは様々な投資サークルが誕生しており、将来の投資家、証券・金融マン、日本経済を支える学生が育ってきている。約16団体が加盟する「学生投資連合 USIC」の全面協力の下、各大学の投資団体を紹介していく。第6回目は早稲田大学「早稲田大学株式投資クラブForward」と武蔵大学「武蔵大学投資サークルFreeFall」を紹介する。

早稲田大学株式投資クラブForward早稲田大学株式投資クラブForward

■団体名 早稲田大学株式投資クラブForward

■大学名 早稲田大学

■代表者氏名 太田善智

■メンバー名 長島昭、野岡香里那、吉田圭汰、佐藤大介ほか

【1】団体の紹介、活動内容について

早稲田大学株式投資クラブForwardForwardは今年で10周年を迎えました。私たちは、株式市場や外国為替市場を中心として、ミクロとしての企業分析からマクロの経済状況の把握まで幅広く勉強しています。単に資産を殖やすことを目的とするだけでなく、将来にわたって自らを守ることにつながるような金融・経済の知識を習得することを目指して活動しています。

【2】注目している企業2社

企業名(1) コロプラ(3668・東マ)

配信中のゲームの成長性に加え、サービス面での他社との差別化もなされている。仕手株的性格もあるが、一時の割高感も消えた今、中期でのトレードが狙い目。

企業名(2) アートスパークホールディングス(3663・2部)

グラフィックス系ソフト開発会社としての知名度向上で注目の企業。海外でのシェア拡大にも期待。短期売買よりは中長期の伸びに期待か。

【3】日本の証券界および金融界についての感想

NISAのスタートが迫り、金融機関各社で様々なキャンペーンを展開しているが、未だにNISA口座で扱う商品やサービスの詳細が未確定なのはどうなのか。NISAを機に投資ブームを再加速させたいのは分かるが、新たな顧客層の開拓を着実にするためにも、安易な手数料競争やサービス競争の前に、まずはNISAの認知度向上に取り組んで貰いたい。

【4】ズバリ!日本経済の将来をどうみている

アベノミクスのスタートから半年、順調な滑り出しに見えるが、前途は多難だ。大胆な金融緩和にも拘らず、失われた20年からの脱却からは程遠い。日本が今後発展し続けるためには、世代間格差を是正し、将来の見通しを持てる社会・経済を作っていく必要がある。

 

武蔵大学投資サークルFreeFall武蔵大学投資サークルFreeFall

■団体名 武蔵大学投資サークルFreeFall

■大学名 武蔵大学

■代表者氏名 鈴木慎之介

■メンバー名 鈴木慎之介、吉岡賢史、新井洋子、服部敏行、西村将人、小笠原享也、田澤滉太郎、益田シモン、木島達也

【1】団体の紹介、活動内容について

武蔵大学投資サークルFreeFallFreeFallは株式・債券投資など金融に興味を抱いている学生が集まり、2012年4月に発足しました。主な活動は企業分析、金融工学、金融冊子発行、各種金融コンテスト・大会の参加などです。弊団体では、各人が企業の経営戦略や活動、政府の政策などに対して、世論や俗説にとらわれない自分の考えが持てるようになることを目標にしています。

【2】注目している企業2社

企業名(1) NEC(6701)

携帯事業などで苦戦を強いられてきたNECだが、夏のイプシロンの打ち上げをはじめ、衛星ビジネス拡大がNECを救済し、同社の売上成長の鍵になりうるか注目したい。

企業名(2) SUMCO(3436)

中間決算では大幅な減益で株価は下落したが、これは為替予約の特損が大きいためで、今後の決算ではポジティブな結果が推測され、株価水準の修正にも注目したい。

【3】日本の証券界および金融界についての感想

私たちはバブルというものを経験したことがありません。「失われた20年」と呼ばれる時代を生きてきたため、投資・金融というものにナガティブなイメージを持つしかありませんでした。そんな若者をはじめとする人々に金融教育を提供することが金融界には必要かと思われます。

【4】ズバリ!日本経済の将来をどうみている

ここ半年の日本の景気動向は明るく、希望の見える内容となっています。今年度の就職率は向上の兆しが伺え、日本経済は好転していくのではないかと短期的には思われます。しかし、日本には解決しなければならない問題が山積みであるのも事実です。今の株高や景気好転の兆しに安堵せず、今後起こるであろうリセッションに備えるべきだと思われます。

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