学生の金融リテラシーの向上を目指し、学生投資団体を大紹介(3) 協力:「学生投資連合 USIC」

USIC


学生投資連合USIC近年になって学生の間では、証券および金融への関心が高まっている。インターネットやモバイル端末の活用に積極的なことも追い風に、株式投資への意欲も高まっているという。しかし、具体的な投資行動に移る学生は決して多くない。そうしたなか、各大学ベースでは様々な投資サークルが誕生しており、将来の投資家、証券・金融マン、日本経済を支える学生が育ってきている。約16団体が加盟する「学生投資連合 USIC」の全面協力の下、各大学の投資団体を紹介していく。第3回目は一橋大学の「TOWALY」と、明治大学の「Breakouts!」を紹介する。

TOWALYTOWALY

■団体名 TOWALY

■大学名 一橋大学

■代表者氏名 工藤正隆

■メンバー名 工藤正隆、鳴川国彦、一杉亮太、入沢矩崇、片山由将、三木健史、水野俊輔、岡部圭、佐藤惇平、田中綱紀、中村祐太、早川優太、三沢涼

【1】団体の紹介、活動内容

TOWALYTOWALYは今年で創設8年目となる団体です。現在は、毎週1回2時間の部会を通じ、最新経済ニュース・業界分析を通して投資に関する勉強・市場予測を行っています。具体的には、前半1時間で前週の日経新聞1面の記事一つを拾い分析のうえ担当の考え・予測を発表しています。残り時間で、注目の特定分野を投資にからめて発表、ということを活動としています。

【2】注目している企業2社

企業名(1) 岡部(5959)

国内を中心とする金属加工領域の建設関連製品をコア事業とする企業であるため、公共建設部門へのさらなる資金流入やオリンピック招致期待が上昇要因としてあげられます。

企業名(1) 東洋紡(3101)

工業用フィルムの堅調な推移のもと、海外淡水化逆浸透膜事業では、近年中東国で優位性を獲得しており今後もアフリカの水質改善等、売り上げの成長余地があるといえます。

【3】日本の証券界および金融界についての感想

私たちの世代は、いわゆる「失われた20年」に該当し、実感のある好景気というものを体験したことがない世代であります。そのような日本の家計では貯蓄が最も一般的な資金運用形態となっており、今後はいかに信頼を勝ち得て個人投資家を取り込み、市場に厚みを持たせるかが証券界および金融界の課題の一つに挙げられるかと思います。

【4】ズバリ!日本経済の将来をどうみている

日本の様々な常識が、世界では素晴らしいことであると実感する場面が日本人にも、外国の方にも不足していると思います。世界に日本の財・サービスをアピールする能力や機会を創出していくことで、まだまだ日本経済の地に足がついた成長はあると考えています。

Breakouts!Breakouts!

■団体名 Breakouts!

■大学名 明治大学

■代表者氏名 滝川貴大

【1】団体の紹介、活動内容

Breakouts!私たちは投資というフィルターを通して、社会情勢を見つめ、みんなで意見を交わしあう場所でありたいと思って活動しています。普段の活動では、ニュースを掘り下げていき、社会情勢を把握した上で、それがどのように市場に影響を与えているのかを、話し合っています。また、「BreakoutsTV」と称しまして、学生向けの株式投資番組を制作し「Ustream」にて配信しています。

【2】注目している企業2社

企業名(1) キユーピー(2809)

健全な財務基盤を持ち合わせているが、配当性向が非常に低い。このことから増配が見込めます。また、海外展開を計画してい、て成長の余地が残されている点も評価できると考えています。

企業名(1) ワイヤレスゲート(9419・東マ)

業界トップシェアを誇っています。そして、そのビジネスモデル故に販管費が非常に少ない上に、安定した収益を期待しやすい点が好印象です。

【3】日本の証券界および金融界についての感想

業界にとって不可欠である資産運用が世間からは良くない印象を抱かれていると感じる瞬間が多々あります。これは教育上の問題であり、業界の問題ではないと思います。しかし、広い視点では年金等の社会問題を解決するため、投資サークルとしての狭い視点からは同じ関心事を持つ仲間を増やすため、悪しきイメージの払拭に尽力していただきたいです。

【4】ズバリ!日本経済の将来をどうみていますか

米国の出口戦略やシリア問題など、くすぶっている国際問題に左右されることはあるでしょう。しかし、為替水準など重要な背景問題を改善させてきたうえ、東京五輪という大きな経済効果が見込めるイベントが控えている現在では、成長していくと信じています。

戻る