概況/寄付き NYダウの続落も、円安が下支えとなり東京市場は下落回避。リチウムイオン電池の新材料報道から積水化学が急騰

日本証券新聞


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,450万株、買いは1,020万株でした。

9時15分時点の日経平均は15,691円58銭の36円51銭高、TOPIXは1,260.36ポイントの1.42ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,013、値下がり銘柄数は530。

昨日のNYダウは77ドル安の16,008ドルでした。全米小売業協会が、感謝祭と翌日のブラックフライデー、週末の4日間の米国小売売上高は前年同期比2.7%減の574億ドルになったと発表しました。マイナスに転じるのは2009年以来のことですが、今年はセールが前倒しになったことを挙げ、年末までの累計は3.9%増の6,021億ドルとの予想を据え置いてます。個人消費への警戒感や、11月のISM製造業景況指数は57.3(予想は55.1)と10月の56.4から上昇したため、FOMCでの量的緩和の縮小も警戒されました。

ロイターが複数の日銀筋の話として、「追加緩和への手段としてETFの増額について、他の手段と比較した長所・短所を勘案しつつ、具体的な手法についてシミュレーションしている」と報じたため、昨日の海外市場では一時1ドル=103円13銭まで円安が進みました。

今朝の円相場は1ドル=102円91銭の円安となっています。円安に支えられ、今朝の東京株式市場は下落を免れていますが、指数寄与度の高いソフトバンク(9984)ファーストリテイリング(9983)は買われているものの、NYダウの値下がりからトヨタ(7203)シャープ(6753)ホンダ(7267)などは揉み合いとなっています。

その他、本日東証1部に上場した楽天は小幅安で、ピジョン(7956)は第3四半期決算及び通期業績予想の引き上げが好感されています。キーエンス(6861)はみずほ証券が投資判断を引き上げ、リチウムイオン電池の新材料報道から積水化学(4204)が急騰しています。

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