概況/大引け 円安進行から、東京市場は全面高。倉庫やノンバンク、不動産などリフレ関連が高い

日本証券新聞


TOPIX 15分高 MA(25/75)

TOPIX 15分高 MA(25/75)

大引けの日経平均は14,588円68銭の318円84銭高、TOPIXは1,205.41の19.76ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,477、値下がり銘柄数は210。出来高は25億7,521万株、売買代金は2兆1,049億円。

1ドル=99円60銭程度まで円安が進んだことが好感、東京株式市場は全面高となりました。本日、米国のルー財務長官が来日しましたが、会談前に、甘利経済再生担当相がアベノミクスは為替誘導を目的とするものではないことを伝えたいと語ったことが報じられ、円安に対する米国からの牽制も減るのではないかという期待から円安が加速しました。

先週、FRBの局長が発表した2つの論文が話題になっていて、イエレン次期議長の新体制では量的緩和への依存度を低下させ、低金利をより長期化する方向へと傾くのではないかという見方が浮上しています。米国の低金利長期化でリスクマネーが増えるという期待で、東京株式市場では含み資産関連の倉庫株やノンバンク、保有株の含み益が拡大する保険会社、不動産株などのリフレ関連が業種別の値上がり率上位に並びました。

個別銘柄では、ソフトバンク(9984)KDDI(9433)三井住友FG(8316)などが売買代金上位で活躍しました。

フラットパネルディスプレイ製造装置メーカーのアルバック(6728)は、構造改革による費用削減で、上期の営業利益見通しを36億円(前年同期比4.1倍)→55億円(同6.3倍)に上方修正したことでストップ高となりました。

タクマ(6013)は、場中に発表した上方修正が好感されました。バイオマス発電設備を相次いで受注しており、営業利益計画を60億円(前期比3.8%減)→80億円(同28.2%増)に。

経済財政諮問会議の民間議員が、社会保障効率化に向けた提言に、安価な後発医薬品の利用に消極的な病院は診療報酬を減らすことを盛り込んだと報じられ、沢井製薬(4555)東和薬品(4553)日医工(4541)が堅調な展開です。

日経ジャスダック平均は1,922円00銭の7円95銭高。夢の街創造委員会(2484)は、NTTドコモからシステム開発を受託したと発表し、ストップ高となりました。インターネット上で飲食物の宅配注文を受け付ける「出前館」などを運営していて、運営ノウハウを生かしたシステムの開発を受託したそうです。

ハイパー(3054)は、法人向けパソコン販売が、WindowsXPのサポート終了に伴う買い替え需要で、2013年12月期の営業利益見通しを2億2,000万円(前期比27.1%増)→3億3,000万円(同90.7%増)に上方修正したことで大幅高となりました。

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