新興ウィークリーウォッチャー 年末高習性は今年も健在 資金流入で好循環物色

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JASDAQ指数 日足6カ月

JASDAQ指数 日足6カ月

2012年相場も残すところあと7営業日。新興市場ではテーマ株の循環物色が継続、「利食い→再投資」の回転も効いておりムード良好だ。

新興市場の上昇により、リサーチアナリストも新興銘柄・中小型株を無視できなくなってきたのか、ここにきてレーティング付きのアナリストレポートが新規発行されたり、参考銘柄として取り上げられる新興銘柄・中小型株が増えてきている。「新興指数上昇→注目度上昇→レポート増加→資金流入→指数上昇」――という好サイクルも芽生えてきている。

12月第4週も、新興市場はBtoCビジネスが幅を利かせており、「国土強靭化」などの影響を間接的に受けるものはあるが、直接的に受けるものは少なく、選挙結果にかかわらず、年末特有の上昇相場が続きそうだ。

第3週に続き、第4週もIPO(新規上場)ラッシュ。最近上場した銘柄の動向を見ると、高配当利回りが取りえの三洋貿易(3176・2部)、安定成長性に優れるテクノスジャパン(3666・JQ)など、地味な滑り出しとなった、どちらかといえば人気薄銘柄の中から上値を追うものが出てきた。

人気薄の“枯れ草銘柄”の方が、一度、人気の火が付くと燃え広がりやすい面はあり、第4週も地味にスタートしたIPO銘柄にも目を配ってみたいところだ。

表は、投資時期別のパフォーマンス推移。例えば、JASDAQ平均の場合、12月末に投資投資したとすると、その1カ月後の過去平均パフォーマンスは2.68%高、2カ月後は4.82%高だったことを示している。

JASDAQ平均投資時期別パフォーマンス
投資開始 1カ月後 2カ月後 3カ月後 4カ月後 5カ月後 6カ月後
11月末 +1.89 +4.71 +6.82 +8.46 +11.82 +11.75
12月末 +2.68 +4.82 +6.34 +9.57 +9.42 +12.87
1月末 +2.06 +3.50 +6.62 +6.75 +10.17 +8.75

※1986年以降のデータをもとに算出

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