春一番到来! アパレル、ドラッグストア、百貨店など上昇気流

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出遅れ・割安株物色が底流 カワチ薬品は昨年4月高値を指向

ポイント(2685) 日足

ポイント(2685) 日足

前週末、関東、中国、九州北部で春一番が吹いた。今週前半はまた低気温状態に戻るが、後半から来週にかけて全国的に平年より暖かくなる見通し。春の歩みが一気に進みそうで、春物商戦もようやく盛り上がることが期待される。

気象庁が2月25日に発表した3カ月予報(3-5月)では、全般、平年と同様に晴れの日が多く、気温もやや高温傾向となる見込み。これらもフォロー材料に、アパレルや百貨店のほか、花粉&PM2・5対策でドラッグストア関連が上昇気流に乗っている。

アパレルでは、カジュアル衣料大手のポイント(2685)が連日の高値。三陽商会(8011)も1月下旬の高値奪回を射程圏にとらえた。

このほか、「特定支出控除」の恩恵享受が読まれるスーツ関連も、割安株物色にも乗りジリ高基調。オンリー(3376・JQ)が高値更新基調にあるほか、AOKI(8214)、青山商事(8219)は2月前半高値の再奪回を目指す足取りとなっている。

ドラッグストアでは、ツルハ(3391)、コスモス薬品(3349)、ウエルシアHD(3141)が上値追い。クスリのアオキ(3398)も強調展開。

こうした中、出遅れていたカワチ薬品(2664)もPER1ケタ、PBR(株価純資産倍率)0.5倍台の割安ぶりに関心が寄せられ戻り歩調。昨年4月高値2,008円の奪回を視野にとらえてきた。

百貨店では、三越伊勢丹HD(3099)、高島屋(8233)が高値更新基調。三越伊勢丹HD・広報担当は、「この2月、三越日本橋本店では、100万円以上の宝飾、時計の販売数量がそれぞれ前年比5割増。一部の経営者や所得の高い人が購入に踏み切ってきている」という。春物商戦期待のほか、足元株高が続く中、先々の為替水準、消費増税などを見越し、高額品に動きが出ていることも株価後押し材料となっている。

この意味では、F&AアクアHD(8008)も注目されそう。同社は宝飾「4℃」のエフ・ディ・シィ・プロダクツが主力。第2柱としてアパレルSPA事業を強化している。

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