夜も「レッツダンス」 風営法改正関連株に注目

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カジノ関連と並ぶ新たなテーマとして、「ダンス関連」が急浮上してきた。

風営法改正は音楽・酒類企業に恩恵
銘柄 コード 実績PBR 予想PER 予想ROE
【音楽関連】
アミューズ 4301 1.1倍 6.8倍 16.1%
オリコン 4800 3.3倍 25.5倍 12.9%
USEN 4842 6.9倍 12.1倍 57.5%
ソニー 6758 0.8倍 52.1倍 1.6%
エイベックス 7860 1.7倍 9.9倍 16.9%
【酒類関連】
サッポロHD 2501 1.1倍 28.8倍 3.8%
アサヒ 2502 1.8倍 19.5倍 9.3%
キリンHD 2503 1.3倍 25.7倍 5.2%
宝HLD 2531 1.6倍 32.0倍 4.9%
オエノンHD 2533 0.8倍 10.5倍 7.7%
(出所:みずほ証券エクイティ調査部)

ダンスは、かつて中学校体育授業必修化に絡んで話題を集めた経緯もあるが、今回は別の話。風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)改正に伴う規制緩和効果に期待したものだ。自由民主党の元文部科学相が会長を務める、約60名の超党派議連「ダンス文化推進議連」が、「近く風営法改正案を国会提出予定」と報じられ、にわかに注目を集めている。

現在、ナイトクラブやダンスホールは、キャバレーなどと同様、営業時間や地域などの規制を受けているが、ダンスホールは風営法規制から除外され、クラブの営業時間規制も緩和される見通しにある。

成長戦略の一環として「観光立国」を掲げる以上、時差ボケのある外国人に“夜の娯楽”を提供すべき、といった声も背景にある。東京都が昨年12月から、渋谷-六本木間で夜間バス運航の実験営業を始めたこととも通底する流れと言える。

この手の時事ネタに強い、みずほ証券では、すかさず「シャル・ウィ・ダンス・アット・ナイト?」(夜に踊りませんか?)と題するストラテジーレポートを24日付で発行。関連株として、表の10銘柄を挙げていた。現状で、クラブ経営に携わる上場企業はないが、レポートによると、「風営法の専門家の間では、エイベックス・グループHD(7860)などに参入意図があると推測されていた」とか。そうでなくても、従来の過剰規制が音楽市場の成長を阻害していた面もある。また、深夜営業解禁は当然ながら酒類需要を刺激することになろう。

バリュエーション面も勘案すれば、表の銘柄ではアミューズ(4301)オエノンHD(2533)あたりにも、これを機に見直しの目が向けられていい。

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