竹中三佳の株Catch one’s eye Part.77 ソーシャルギフト

竹中三佳の株Catch one's eye


竹中三佳さん

今年はバレンタインデーが土曜日だったこともあり、お世話になった方々にソーシャルギフトを贈りました。ソーシャルギフトとはLINEなどのSNSやメールを利用してお店の商品やサービスを贈り、相手は受け取り画面にアクセスし、実店舗で画面を見せたり、配送先の住所を入力したりすることで商品を受け取ることができるサービス。相手の住所を知らなくても気軽に贈れるので、最近ちょっとしたお礼などに利用しています。

ローソン(2651)ファミリーマート(8028)のお買物券から、花束やエステ、家事代行サービスなど、幅広い価格帯と豊富なアイテムがある中で、今回私は受け取る相手の、ほっと一息カフェタイムを想像しながら、全国のスターバックス(2712・JQ)店舗で利用できる500円分のオンラインドリンクチケット「Starbucks eGift」を選んで贈りました。

イラスト:竹中三佳さん昨年1月に「eGift」サービスを開始し、1か月後のバレンタインデーには利用者が1万1,000件に達したというスターバックスのデータに象徴されるように、ソーシャルギフト市場は2013年度の前年度比204.5%の45億円から20年度には770億円(発行金額ベース)まで拡大すると予測されているそうです(矢野経済研究所)。個人情報の保護下、手軽で便利なオンライン上のコミュニケーションが急速に浸透した今日、愛情や感謝のあたたかい気持ちを伝えるギフト市場がどのように変遷し進化していくのか、さまざまな観点から注目しています。

【編集委員Zのコメント】
ソーシャルギフトサービスでは、代表的な企業として「giftee」を運営するベンチャー企業「ギフティ」があります。KDDI(9433)がスタートアップ企業を支援するインキュベーションプログラムの第1期生企業です。ギフティ自体のIPO(新規上場)はまだまだ先の課題となりそうですが、流通革新の一例として注目できます。

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