竹中三佳の「株Catch one’s eye」 Part.13 ユニクロと東レ

竹中三佳の株Catch one's eye 連載


竹中三佳暑過ぎる毎日に大活躍しているのがユニクロのエアリズムという下着(キャミソール)です。

「“究極の心地よさ”を実現した機能性インナー」との触れ込みの通り、軽くサラサラの生地、触った瞬間のヒンヤリとした肌触りもたまりません。何より蒸れ感をコントロールする機能が、衣服内を常に快適な状態に保ってくれるそうで、ちょっと外に出ると汗でベタベタ、なのに電車に乗ったらクーラーが効き過ぎていて汗が冷えて寒くて震える、そんな悩みを見事に解消してくれました。

この機能の一端を担うのが、東レのマイクロナイロンを複合したハイテク繊維。この繊維が綿よりも吸水速乾性が高いため、汗冷えを防ぐのだそうです。

イラスト:竹中三佳

イラスト:竹中三佳

東レとユニクロはこれまでにもフリースやヒートテック、ウルトラライトダウンなどのヒット商品を生んでいますが、繊維業界トップ企業の技術を、手軽な価格で手に入れることが出来るのは消費者としてうれしいことです。

今後も引き続き両社の共同開発に注目をしたいと思います。

【編集委員Zのコメント】
ユニクロを展開するファーストリテイリング(9983)は以前取り上げたので、今回は先端素材メーカーの東レ(3402)にスポットを当てましょう。株式市場では東レといえば航空機にも使用される世界トップの「炭素繊維」が材料としてよく注目されます。長期的な成長ポテンシャルに評価は高いものの、短期的には今期業績計画の未達懸念が、株価の重しになっています。株価は5月初頭の水準まで調整し下値を模索している最中。第2・四半期決算で今期業績の方向性が見えたあたりから、買い場を探しても遅くはないかもしれません。

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