第2章 オシレーター系のテクニカル指標 DMI

テクニカル テクニカル指標 活用と応用 連載


相場の方向やトレンドの強さを見るための指標としてよく使われます。「方向性指数」と訳され、3本のラインから構成されます。3本の中でもADXの指標が一番重要視されています。

使い方 基本編

DMIは、+DI(PDI)、-DI(MDI)、ADXの3本から構成される指標で、一見複雑で難しそうに見えますが、実はとてもわかりやすいテクニカル指標です。

DMIは、日本語に訳すと「方向性指数」となり、トレンドの方向やその強さを見るために用いられます。

見方は非常に簡単。+DIは上昇の可能性、-DIは下降の可能性の大きさを表します。

簡単に言うと、+DIが-DIよりも上に位置していれば上昇トレンド、一方、-DIが+DIの上にあれば下降トレンドとなります。

売買ポイントは、移動平均線と同様に、+DIが-DIを上抜いた時が買い、+DIが-DIを下抜いた時が売りのポイントとなりますが、これだけでは結構ダマシも多いようです。またそれぞれを単独で見て、極端な数値を取った場合、逆張りをかけることもあります。

しかし、DMIの大きな特徴は、ADXというトレンドの勢いを示す指標があることです。これは、+DIと-DIの乖離の大きさを示しており、ADXが上昇しているときは、トレンドが発生している状態、下降しているときは、トレンドのない状態ということができます。つまり、下降から上昇の転換がトレンドの発生、上昇から下降はトレンドの終局ということになります。

使い方 活用と応用編

以上の3本のラインを売買ポイントとして使う場合は、2本のDIがクロスした後、ADXが下降する-DIを上抜いたときが買い、クロスの後、ADXが下降する+DIを上抜いたときが売りとします。

実際のところ、多くのトレーダーは、このテクニカル指標を使って、売買ポイントを探り出すというよりは、ADXによるトレンドの強弱を重視しているトレーダーが多いようです。

ADXが上昇しているときには、トレンドが発生中と考え、トレンドに信頼を置いた売買を、逆にADXが下降しているときには、持ち合い相場と考え、オシレーター系が得意な逆張り狙いの売買を行うという利用の仕方です。

強いトレンド時のDMI

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