投下資金回収への基本スタンス 市場統合視野に大証銘柄狙い目

JACK流「勝利の方程式」 連載


今回は、これまでの株主優待戦略のまとめというか、考え方をあらためて掲載したいと思います。

あらためて私自身の戦略としては、まずは自分自身で欲しい優待銘柄を獲得するというスタンスです。

具体的には、やはり投下資金の回収という面では配当と優待を合わせた利回り10%超が理想であると思っております。

株・不動産の手数料割引も活用

GMOインターネット(9449) 週足

GMOインターネット(9449) 週足

これまでの相場上昇で、そのような銘柄はかなり少なくなってきておりますが、例えば、GMOインターネット(9449)などは、株式手数料が年間1万円までのキャッシュバックがあり、自社で使える4,000円のクーポンも付随され、さらには配当も2%弱ありますので、私自身は大変、重宝しています。既に購入価格より株価は3倍近くなっておりますが、いまだに現物ホールドしているところです。

また、同じように三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)においても、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の国内株式等売買委託手数料の合計額(消費税抜き)の10%相当額を6,000円までキャッシュバックしており、配当と合わせれば10%を超える水準になっています。さらには、なかなか選択する方はいないかもしれませんが、グループ会社である三菱UFJ不動産販売において、仲介手数料割引がありますので、その場合は、50%近い、信じられない高利回りとなります。

三菱UFJ(8306) 週足

三菱UFJ(8306) 週足

ですから、私のように不動産投資をしている方は、こちらの銘柄以外にも侮れない優遇サービスなどがあります。是非とも、実際に活用する不動産会社やそのグループが株主優待を実施しているかどうかを確かめてみてください。

余談になりますが、万が一、株主優待権利確定月やら優待到着日が実際の活用日(支払日)と離れるようであれば、ヤフーオークションや金券ショップでの購入での対応になると思います。

次のスタンスとして、やはり株主優待権利確定日までのキャピタルゲイン狙いの購入となると思います。

読者の方も感じているとは思いますが、今年に入ってから、地合いの良さもあり、優待の権利確定日の2-3カ月前に、ちょっとした日経平均の下落時など、前日の終値より安い株価で指し値買いしていれば、優待内容以上のパフォーマンスを上げる銘柄も多かったと思います。もちろん、このあたりは、中には残念ながら株価が下落してしまうものもありましたが、1銘柄で勝負をするのではなく、最低でも5銘柄ぐらい購入すれば、その下落銘柄の損失はトータルで十分にカバーできたと思います。

ちなみに、その下落銘柄にあっても、以前に掲載した家族の協力やら口座の活用で追加購入すれば、最終的には利益を計上できる銘柄がほとんどであったと認識しております。

ですから、今後もこの地合いが継続される状態であれば、8月以降の優待銘柄については妙味があると思っております。今年においては、東証と大証の統合がありますから、TOPIX組み入れの需要が発生するのも下値支えになると感じております。

近鉄百貨店(8244) 週足

近鉄百貨店(8244) 週足

例えば、大証銘柄である近鉄百貨店(8244)は、2014年春に大型施設「あべのハルカス」がオープンし、近隣住民であれば、株主優待自体も重宝すると思います。株主優待権利確定月が8月というのも、いいタイミングだと思っております。

また、同じく大証銘柄で、少し先にはなりますが、12月が株主優待権利確定月の六甲バター(2266)は、財務分析においても割安であり、三菱商事が筆頭株主で自社株買い意向が強く、注目しています。

以上のように、今後の狙いを含めて、私の株主優待戦略のスタンスを記載しましたが、本当に株価が数年前に比べて高くなったというか、あるいは適正価格に戻ったというのが正解かもしれませんが、株主優待を獲得するにあたって、用意する種銭が跳ね上がったと実感している方がほとんどではないでしょうか。

六甲バター(2266) 週足

六甲バター(2266) 週足

また、そのような状況下において、株主優待を獲得するにあたって、株価の下落など、それ以上の損失を計上することが一番の精神的なダメージになると思っております。

そのような意味から私自身は、前述した方向性を踏まえながら、まだまだ株主優待を新設して、株価が高騰していない銘柄を仕込んだり、一度、キャピタルゲインを得た銘柄で、辛抱強く下がるのを待つというスタンスを基本としています。どうしても自分自身で欲しい優待や、家族や友人にプレゼントして喜ばれる優待につきましては、以前に掲載した信用取引を活用して、株価下落の損失に対応していこうと思っております。

いずれにしても、これだけ株主優待が充実しているのは、日本株でしか考えられませんので、今後もしっかりと、うまく投資戦略の1つとして取り組んでいこうと思っております。

また、来月からは、新たに「公募増資戦略」を紹介していきたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 

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