北浜流一郎 人気株発掘 トヨタ(7203) 最強銘柄に待ち望んだ押し目

北浜流一郎 人気株発掘 連載


トヨタ(7203) 月足

トヨタ(7203) 月足

恐れているものはやって来る。この言葉は私の座右の銘の1つなのですが、23日は本当にそれがやって来てしまった。

かねがね現在の東京市場は高過ぎる。赤信号が点灯中だ。レッドゾーンに入っているんだ。マージナルランプが点灯中だ。

など、あれこれ表現を変えて警告を発して来たが、それでも正直、日経平均が1日で一気に1,143円も下げるとは想像しなかった。

下落の最大要因は長期金利の1%乗せ。0・3%台まで下げていたそれが、短期間に1%まで上ったため、ヘッジファンドなどがここぞとばかり売りを出したとみてよい。

背景には、「日本国債暴落論」がある。アベノミクスにより近い将来日本国債の暴落が起きる。こんな見方の識者やアナリストも多く、長期金利の1%乗せはその兆候。こんな見方が広がり、一斉株売り。こうなったことになる。

しかし、市場の回復局面では、この種の大幅下落はよくあること。その意味では、恐れおののくようなものではない。

そして大事なのは、回復相場が逆回転を始めるわけでもないことだ。つまり回復相場は今後も続くとみるのが自然だ。

この観点からは、今回の急落により、投資しやすくなったといえる。当分、暴落懸念なしに投資できるからだ。

それに押し目なしに上昇し続けていた銘柄が、押し目を入れることにもなった。この点も非常に好ましく、今回はその中から、トヨタ自動車(7203)だ。

東京市場最強銘柄とみてもよいほどの同社株も、今回は少し下げた。23日6,760円の高値をつけた直後に反落、6,290円まで突っ込んだ。

週末24日は、そこから少し戻ったものの、高値までは戻り切っていない。今期1兆3,700億円もの、とてつもない利益を出す予想の会社だ。株価は、こんな状況でもない限り買えない。この点を考え、ここで投資が良策だ。

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