タカさんの「オレに任せろ!」 投票前にいったん、利益確定を 自民圧勝で材料出尽くし懸念

タカさんの「オレに任せろ!」 連載


株式評論家 高野恭壽氏

株式評論家 高野恭壽氏

11月14日から反騰を始めた相場は4週間経過しても騰勢は衰えず、上値追い傾向を維持。既に11%の上昇率になっています。

この相場はどこまで上値を追っていくのかが注目されるところですが、リーマン・ショック後に3カ月程度で20%以上の上昇は4回あります。今回実現すれば5回目です。

はじめは2009年3-6月の44%、次が09年9-10月の24.8%、3回目は10年11月から11年2月の19.3%、4回目が12年1-3月の22.7%です。いずれも金融政策の強烈な支援策、景気対策と円高が是正されて円安に進んだことで上げた相場でした。

為替相場は欧米とともに通貨安から脱却する材料で、円高が大転換し、先行きについても円安が続く見通しです。そこへ、経済オンチの民主党から自民党連立へと政権交代が実現すれば内需も活性化する可能性が出てきたのですから、過去の大きな戻り並み以上に買われても当然とみられます。それが9500円台まで回復しても上値志向が強い要因といえるでしょう。

選挙中は様子見で9300-9500円でのもみ合いとみていたのですが、早くも自民党が単独で過半数を制するとの見方が飛び出し、それを先取りする買いが入ったということは、投票後には材料出尽くしになる可能性が出てきました。

おそらく、今週中に9700-9800円まで上げて投票後に9500円まで押し、納会ころに来年の期待を見越して買われ、1万円台で引けそうです。出遅れの野村ホールディングス(8604)に注目。

日経平均 日足(1年間) MA(25)、MA(75)

日経平均 日足(1年間) MA(25)、MA(75)

戻る