タカさんの「オレに任せろ!」 円相場の新展開で主役交代 大緩和時代で低位大型株も出番

タカさんの「オレに任せろ!」 連載


前回説明のように1万2,000円台に日経平均が乗ってきました。このけん引役は紹介銘柄が主流ではなく、不動産、金融、倉庫、電鉄、食品、医薬品、小売といったセクターでした。輸出系、低位株の多い鉄鋼、化学、非鉄、資源などの市況系は見送られていました。

これは円安が一服し、一時、円高にフレたため、円安関連を売って内需系に資金シフトが起きたことが主な原因でした。それと、決算前の需給調整や先物の裁定解消売りなども影響したといえるでしょう。

しかし、米国の景況感の良さで米国株が高値更新を続けたように、ドルが再び上昇し始めました。95円のカベが突破できませんでしたが、ついに突破しました。

これで、しばらく続いていた内需系物色の流れが変わり、自動車、輸送機器、電機、市況系に物色の矛先はバトンタッチされるものと思われます。

新日銀総裁・黒田東彦氏が所信演説で「大胆に何でも実行し、2年先を見てデフレ脱却を目指す」と表明したように、これからは一段の金融緩和が進むことになります。それは大量の資金が株式市場に流入することを意味しており、大型株を押し上げるスケールの大きな相場が続くと宣言したようなものです。

そのような事情から、大型鉄鋼、化学、非鉄、重機、商社、資源系などが今後、本格相場に向かうとみられます。鉄鋼、化学などは値上げ交渉を進めておりますので、来期には好決算が見込まれます。新日鉄住金(5401)、JFEHD(5411)、住友化学(4005)、古河電工(5801)、丸紅(8002)、三菱重工業(7011)、川重(7012)、IHI(7013)、郵船(9101)などが候補になります。もちろん、電機、自動車も。

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