竹中三佳の株Catch one’s eye Part.65 だてマスク

竹中三佳の株Catch one's eye 連載


竹中三佳さん11月、ぐっと気温が下がり冬の気配を感じるようになって、街中では冬の装いとともにマスクをしている人を多く見掛けるようになりました。

ドラッグストアでは目立つ所にマスクコーナーが設置され、使い捨てマスクの先駆けユニ・チャーム(8113)のプリーツマスク「超快適」シリーズや、保湿ティッシュを展開する王子ネピア(王子HD:3861)の、肌触りに特化した「ネピア鼻セレブマスク」、小林製薬(4967)の本格的なアロマが香る就寝用加湿マスク「のどぬ~るぬれマスク 夢ごこちアロマ 就寝用」など多種多様なマスクが並んでいます。

マスクは花粉症や風邪・インフルエンザ対策といった衛生用途に使う物だと思っていた私は、友人の「今日はスッピンを隠すための『だてマスク』なの」と言う言葉にびっくり。彼女の話では、最近スッピン隠しや、肌の保湿、紫外線予防や防寒などを目的にマスクを活用する「だてマスク」がはやっており、女性に限らず、口臭予防や心理的要因でマスクを利用する男性も増えているとのこと。『マスク美人コンテスト2014』なる存在まで教えてくれました。

イラスト:竹中三佳さん本来の予防目的以外の需要増によりマスクの市場規模は大きく拡大、昨年度の出荷金額は10年前の3倍を超える239億円に達したとか。海外では、アジア発信の新たな美容製品として、米国、英国、イタリア、スペインなどで市場が急成長しているそうです。かつては、新型インフルエンザや、花粉症の流行など、マイナスなニュースに伴い市場を拡大してきたマスク市場。今後どのメーカーが、ファッション性、スキンケアなどのプラス要素をうまく取り込みシェアを拡大していくのか注目しています。

【編集委員Zのコメント】
ユニチャームや王子HD、小林製薬などの株価が動くにはややパンチ力不足の材料ですが、不思議とマスク関連は株式市場で話題となりやすい傾向があります。むしろ、ダイワボウ(3107)日本バイリーン(3514)といった銘柄の方が株価の動きは速いです。

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