竹中三佳の株Catch one’s eye Part.64 キャラクターバトルクラブ

竹中三佳の株Catch one's eye 連載


竹中三佳さんTOHOシネマズ(東宝・9602)は、映画館を媒体とした新しいキャラクターの開発・育成の試みとして、11月1日から「キャラクターバトルクラブ」を開始することを発表しました。これは「秘密結社鷹の爪」を手掛けるDLE(3686・東マ)との共同事業です。

映画開始前の幕あい3分間に、一般公募を含む精鋭クリエイター作の新キャラクター3体が45秒間のアニメーションで「人気度」「知名度」「ユニーク度」などを競うというもの。1クール(3カ月)終了時点で、ウェブ投票やソーシャルメディアでの反響を分析・集計して順位をつけ、下位の作品を入れ替え、生き残りを懸けてさらに次のクールを競い合うというバトル形式。1年間勝ち残るとTOHOシネマズのオフィシャルマスコットキャラクターとしての称号とともに、アニメ化やその後の商品展開などさまざまな特典が与えられるそうです。

イラスト:竹中三佳さん私は映画好きかつ劇場鑑賞派なので、よく映画館に足を運んでいます。シートに座って本編の開始を待つ時間は、携帯電話をオフにして日常を離れ、映画の世界に入り込むべくスクリーンに集中。予告編やマナームービーも気分を高めてくれる大切なアイテムだったので、このバトルの登場はかなり楽しみです。

年間4000万人を動員する全国のTOHOシネマズの映画館。「秘密結社 鷹の爪」や「紙兎ロペ」などの人気キャラクターを輩出し、その後、企業とコラボレーションなど、発展的活躍を見せていますが、このたびの観客参加型のキャラクター開発・育成はどのような結果を生むのでしょうか。1兆5000億円のキャラクター商品小売市場(DLE資料)の拡大戦略に注目しつつ、新生マスコットキャラクターの誕生を心待ちに応援したいと思います。

【編集委員Zのコメント】
キティや妖怪ウォッチなどキャラクタービジネスは、ひとたび当たれば経済効果は大きく、社会現象となるまでの力を持ちます。東宝とDLEは可能性を持った材料を抱えたといってもいいでしょう。

竹中三佳さんのプロフィール
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。J-WAVE「PARADISO」(毎週金曜日)の「HOT in TREND」コーナーリポーターとして出演中
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