竹中三佳の株Catch one’s eye Part.62 世界の「MUJI」

竹中三佳の株Catch one's eye 連載


竹中三佳さん先日アメリカ人の友人が来日したので、行きたい場所を尋ねると「MUJI」との答えが。よく聞くと「無印良品(良品計画・7453)」のことで、アメリカでは「MUJI」という名で出店しており、ジャパンクオリティーが人気とのこと。そういえば以前NYのSOHO地区に行った際、「無印良品」のショッピングバッグを持った人とよくすれ違った事を思い出しました。

「MUJI」の魅力を聞いてみると、日本ブランドだから信頼できるし、シンプルで洗練されたデザインかつ実用的。初めてお店を訪れた際には店内の商品すべて欲しいと思った程だったそうですが、現地ではちょっと値段が高めなので手ごろな価格で手に入る日本であれこれ買って帰りたいのだと話してくれました。

イラスト:竹中三佳さん1991年7月にロンドンに「無印良品」の英国1号店をオープンして以来、前期末現在、全640店中255店を「MUJI」のブランドにて海外展開。本年11月に25カ国目となるカナダ1号店「MUJI Atrium on Bay」を出店し、来年にはインドに合弁会社を設立、2016年をめどに同国に出店する方針を発表。展開地域も拡大し18年2月期には海外店舗数が国内を上回る計画だとか。

14年上期の連結決算は、純利益69億円(前期比6%増)と上期としての過去最高を更新。海外事業は、計108店となった中国における店舗増と台湾の持ち分法適用会社の完全子会社化が貢献し、売り上げ323億円(同63%増)、円安による仕入れコストの上昇を吸収し、営業利益116億円(同20%増)を記録。

日本で生まれ、世界で愛される「無印良品」。価格を意識した「世界戦略商品」や「情報提案型大型店舗」の展開を試みるなど、今なおその手を緩めない良品計画の海外戦略に注目しています。

【編集委員Zのコメント】
良品計画は、ファーストリテ(9983)とともにグローバル化に成功した消費関連の代表格となっています。全般相場が荒れても年初来の高値圏の1万3000円台で頑強な動きを示していることがそれを象徴しています。信用倍率は1倍を割っており買い戻しも期待でき、中期的にも期待が持てる銘柄です。

戻る