システムトレード戦略 その9 発注自体のシステム化も可能 時間節約に威力発揮

JACK流「勝利の方程式」 連載


ネット証券サービスを応用

システムトレードというと、実際にシグナルが出て発注をするものですが、その発注行為でさえ、システム的に対応しているところもあります。

もちろん、システムといっても発注確認の手間がかかり、また、そこまでシステム化をするのに抵抗がある方もいるとは思います。しかし、ストラテジーによっては、片っ端から下値で指値注文、あるいはブレイクアウトの上値での指値注文というものが多く、資金量にもよりますが、銘柄を分散して発注するパターンも多いので、それなりの発注を手作業で入力するとなると、毎日の作業に結構な時間を要することになります。自動発注は、私のようなサラリーマンには助かります。

このあたりに関しましては、以前、当欄で端株投資法を掲載した時に、ネット証券が急きょ、手数料値上げのリリースを発行。端株の注文を一気に200件近く行った際に四苦八苦した記憶があります。誤発注こそありませんでしたが、確認においては、何度も修正したり発注をし直して、2時間くらいを要したものです。

ですから、実際に、そのようなツールを提供しているシステムトレードの会社が、自分の活用しているネット証券の発注仕様で作成して配布していれば大変、助かります。そうでなければ、私は、その手に詳しい友人に別途、作成を依頼して対応しているところです。

また、その友人いわく、とにかくある程度の決まったシグナルでの手作業であれば、すべてをシステム化ができるとのことで、私もいくつか自分のオペレーションをシステム化して、オリジナルのシステムを使っております。

さすがに詳細までは口外はできませんが、ヒントについて触れておきましょう。サラリーマンには気軽に使っている方も多いと思いますが、ネット証券では、株価がこの水準になったらメールで通知するというサービスがあります。それを利用して発注注文をするとか、あるキーワードに着目して発注をするとかです。とにかく手作業より、はるかに効率がよく、何より、専業投資家やディーラーのように場に張り付いて見ていることは不可能ですから、システム化で対応ができるということは収益機会の拡大にもつながり、大変、重宝しています。

まだまだ手作業で実践している手法もありますので、今後、うまくシステム化できれば、ぜひとも運用ベースで活用したいと思っています。

そのあたりは、手間や時間、あるいはお金が掛かるかもしれません。とはいえ、システムトレードはとにかく、運用ベースにはまれば、あとはほったらかしにできます。実際に収益を計上していることを自分自身で経験していますので、全く苦にならずに、とにかく時間さえあれば、新たなストラテジー開拓なども含め、日々、システム化できないかについて研究しているところです。

なお、システムトレードというと、株式投資だけだと思われがちですが、実際には、日経平均先物やFXでも活用されています。私自身、FXにおいても、海外のFX口座を開設して、サーバーなどの環境も借りて、24時間のシステムトレードを実践しています。

なお、ストラテジーの情報として、テラス社は、各々のジャンルに分けて成績を掲載していますので、一度は見ていただければ、と思います。

運用資産の推移最後に、ここ最近、使い始めた私自身のシステムムトレードのストラテジーのグラフを掲載しておきます。現時点ではそれなりにうまくいっており、今後の展開も期待しているところです(グラフ参照)。

このストラテジーにおきましては、私が何か特別にカスタマイズしているわけでなく、前述したシステムトレードのテラス社から購入したものです。マニュアルもありますから、自分自身のトレンド判断ぐらいで気軽に使いやすい形になっております。

いずれにしろ、システムトレードは、運用ベースで利益がのってくれば、時間の削減という点において、本当に有難いツールです。

次回からは、「四季報投資術」を掲載していきたいと思います。

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