タカさんの「オレに任せろ!」  2010年高値を目指す展開に 物色意欲強く調整あっても浅い

タカさんの「オレに任せろ!」 連載


日経平均が1万1000円の壁を突破して新局面を迎えました。1月の相場を振り返れば1万900円と1万500円前後までの間でもみ合う格好となったのですが、これは円安、金融緩和策を好感する一気の上げに対する警戒感が大きな背景でした。

実際、円相場が90円台まで下げたことで達成感が強まり、緩和策についても、日銀と政府との間で物価上昇幅2%目標で合意も材料が出尽くしたことによって、調整色を強めました。

しかし、個別の動きを見れば先駆けした金融、不動産、ゼネコンは早々と高値圏での調整に入り、その間、内需系の医薬品、小売、食品、情報・通信、市況系などが修正高して先駆け組との上げ幅の差を詰めました。

このように、ほぼ循環買いが一巡したところで再び金融系、輸出系が1月29日から再騰し始めて、1万1000円を一気に抜けさせたのでした。

国際帝石(1605) 日足6カ月

国際帝石(1605) 日足6カ月

円相場も一時、円高にフレる場面がありましたが、日米金利差の拡大を契機に90円を抜けて91円台にまで下落して、日系平均を押し上げたと言えるでしょう。

物色意欲の強さが続くことを考えれば、多少の懸念材料が出ても、日経平均の調整はそれほど深くならないと思われます。3月決算企業の第3・四半期決算が続々発表されていますが、業績悪化の発表があっても、先行きさえ明るければ売られないといった現象が起きており、決算内容が悪くても相場への影響が薄いことがある程度、確認されました。好業績銘柄については、大きく買われていない銘柄の物色が続いています。

物色意欲の強さで2010年高値の1万1480円をトライしていくことになるでしょう。物色対象は、中東情勢の不穏さが気になり、国際石油開発帝石(1605)と、ゼネコンの出直りで大林組(1802)に注目です。野村HD(8604)は押し目買いで対処を。

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