タカさんの「オレに任せろ!」 主力系中心に上値追いへ 1万5,000円台回復を目指す

タカさんの「オレに任せろ!」 連載


11日の今年安値を見て14日からの週は「天与の買いのチャンス、積極的に買うべし」と、先週はげきを飛ばしました。ただ、1つの懸念材料だったウクライナ情勢が緊迫する中、本格的な交戦状態に至らなかったところへ、企業業績の堅調さを買う動きが米国株を押し上げる展開に。日経平均も急速に回復を見せて、予想通りの大幅高となりました。

トヨタ(7203) 週足

トヨタ(7203) 週足

戻りのけん引役となったのが当欄で推奨のトヨタ(7203)をはじめ、日立やソニーなどの主力級でした。それを追うように16日にはほかの銘柄へと波及し、18日にはウクライナの関係4者協議でお互いの武力行使は控えるかたちで合意したことを受けて、1万4,500円台を回復させました。

さて、戻した後の相場ですが、どのように形成されていくのでしょうか。

日銀の追加緩和策への失望で上旬は売られましたが、30日の政策会合が迫ってきました。ここで追加策が実行できるかどうかが焦点になりますが、実行を見送った場合でも株安を阻止するために、麻生財務相は公的年金の株式買いを前向きに進めると発言。6月にも可能になるとの見通しが出てきました。

確かにこれで外国人売りは一時的に阻止される面があります。しかし、追加緩和が見送られると、アベノミクスの実現が「あやしくなる」とする外国人の見方を変えることはありませんので、もし30日に見送られれば、売ってくる可能性が高いと思われます。

今週はその日まで時間がありますので、オバマ氏の訪日でTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)協議の前進期待や、企業業績の良さを買う動きが続くと思われます。従って、主力系中心に一段高を見せて、1万5,000円台の回復も予想されます。トヨタの一段高、富士通(6702)住友化学(4005)、金融系にも注目。

戻る