タカさんの「オレに任せろ!」 当面の悪材料は出尽くし 中・下旬にかけて期待材料続く

タカさんの「オレに任せろ!」 連載


相場も都心の桜が散るのに合わせたように、今年の安値更新まで散ってしまいました。安値更新までの下げはただごとではありません。背景にあるのは、日銀の姿勢だ、とする見方が強いようです。

米国の経済は堅調さを続けているために量的緩和策の縮小を続けていますが、景気回復の遅れが目立つ欧州では、新たに量的緩和に踏み込もうとしています。日本も景気回復が消費税の導入によって夏場まで鈍化するとみられています。それをカバーするためにも、素早い政策が欠かせません。日銀もそのタイミングを見て8日の政策会合で追加緩和の決定が期待されたのですが、カラ振りに終わりました。

近畿車輛(7122) 週足

近畿車輛(7122) 週足

景気が回復を続けていると、黒田総裁は判断しているのですから、追加策を見送ったのですが、実際に低迷する場面を見てから追加策を決めるのでしょうか。それでは、白川前総裁と同じことになります。緩やかな回復を認めた上でさらに回復ピッチを速めるために追加策を決定しなければ、政策効果は十分に発揮できません。その辺りが外国人投資家を失望させたようです。

しかし、今月は30日にも政策会合があります。5月の大型連休前に追加緩和を発表すれば、見直される可能性が残っているだけに、失望するのは早いのではないかと思います。

また、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)で日米協議が続いていますが、25日前後にオバマ大統領が訪日します。恐らく、その時期に合わせて、TPP交渉は大きく前進させていると思われます。中旬にかけて3月決算企業の増額修正も相次ぐ見通しです。このように先行きに関しては、悲観論ばかりではないのです。

この突っ込み場面は天与のチャンスととらえて積極狙いを。トヨタ(7203)の悪目買い。材料株ではタクマ(6013)近畿車輛(7122)に注目を。

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