2月調整後にはバブル再来も 郵政解散時をなぞる相場展開 リード役見極め、億万長者に?!

夕凪所長のイベント投資100% 連載


今、株式相場は本当に強い。年初来高値を超えても、なお上昇トレンドを順調に突き進んでいる銘柄が多く、どれを買おうか迷うくらいである。この結果、売買注文の仕方も大きく変わった。つい先日までは買いたい銘柄がとても限られていたため、買いタイミングをじっくりと待ち、買ったら上昇するまでガマンして持ち続けるバイアンドホールド方式であった。しかし今や目の前にある銘柄を追っかけて買い上げて、思い通りの値動きをしなかったら売却するトライアンドエラー方式になっている。買ってすぐに急上昇する確率が高い相場環境のため、そんな方法が許されるのである。

こんなにいい相場環境がいつまで続くのであろうか。正確な事は相場の神様のみぞ知るところであろうが、参考になる過去データはある。それは2005年の郵政解散時の株価推移である。今回の株価上昇は、その時ととてもよく似ている。

衆議院投票日前後の株価掲載しているグラフは、衆議院選挙日直前の株価をベースとした日経平均の推移である。衆議院選挙過去6回分の平均と郵政解散時のグラフを比較対象としている。

通常、衆議院選挙が終わると株価は下落基調になる。しかし郵政解散時は逆に上昇していった。当時「構造改革によって日本が変わるかもしれない」という期待が海外投資家の買いを集めたためであろう。今回は「日銀の円安によって日本が変わるかもしれない」という期待なのであろうか。海外投資家の買いが続いている。

今後も郵政解散時と似た推移になると仮定すれば、ここから1カ月程度は下落基調となる。季節のアノマリー的にも2月は下落しやすい時期であるので、しばらく我慢の日々が続くかもしれない。その日々が終わると再び株価は上昇を始める。季節のアノマリー的にも3月は上昇しやすい時期である。そしてこの上昇は過去のバブル期と匹敵するものになるはずである。

しかしながら、本当にバブル期がやってくるのであろうか。それが実現するためには明確な相場のリード役が欲しいところである。リード役の力強い株価上昇が相場全体を活況にさせる。郵政解散時のリード役は、みずほを筆頭とした金融とライブドアを筆頭とした新興企業だったと記憶している。ITバブル時にはソフトバンクを筆頭とした文字通りのIT企業がリード役だった。今回はまだよく見えていない。証券なのか、消費者金融なのか、バイオなのか、それともこれから新たに出てくるのか。

そのリード役が明確になった時、本格的なバブルが始まるのであろう。10年に1-2年しかない億万長者を何人も生み出すような本格的株価上昇へとつながるのではなかろうか。06年以降、何度もやってきた厳しい下落相場に耐えてきたご褒美を、この機会にたっぷりと頂きたいものである。

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