竹中三佳の株Catch one’s eye Part.34 春闘

竹中三佳の株Catch one's eye 連載


竹中三佳さん先日一緒にランチをしていた友人の口から飛び出した話題は『春闘』。一昨年結婚した旦那(だんな)さまが自動車会社勤務で、円安による業績回復が反映され、今年6年ぶりに賃金改善が行われるのだそうです。

ボーナスへの還元はもちろんですが、やはり毎月の収入として見込め、将来的にも安定した基本給のベースアップは、消費税増税と出産を控えた彼女の家計にとって、とても有難いお知らせ。賃上げと聞いて「ようやく、景気回復の兆しを実感することができた」とうれしそうに話してくれました。

イラスト:竹中三佳さんこのたびの『春闘』では、自動車会社のほか、日立製作所(6501)東芝(6502)などの電機大手6社が過去最高額で決着し、ローソン(2651)ファミリーマート(8028)からは満額回答が出たなど、円安で業績が回復傾向にある製造業だけではなく、内需型企業も含めた幅広い業種で賃上げの動きが広がっていると報道されています。

消費税増税後の平成26年度の消費者物価は3.2%程度上昇する見通しなのだとか。安倍首相の掲げたデフレ脱却に向けた経済の好循環を実現すべく、今後も各企業が利益を従業員に還元して士気を高めることが出来るのか、注目していきたいと思います。

【編集委員Zのコメント】
株式市場にとって「ベア(ベースアップ)」は中立的な材料です。景況感の改善はプラス材料ですが、企業にとってはコストアップです。ただ、トヨタ(7203)のベースアップによって、企業城下町である名古屋地域の景況感が改善されれば、名古屋関連銘柄などが動意づくことが連想されます。ベアによる今後の物色に与える影響は未知数です。

竹中三佳さんのプロフィール
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。J-WAVE「PARADISO」(毎週金曜日)の「HOT in TREND」コーナーリポーターとして出演中
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