テクニカル指標入門 第2章 オシレーター系のテクニカル指標 RSI

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オシレーター系の中でも特に代表的な指標です。相場の過熱感を判断する指標として多くの投資家が使用しています。

RSIは訳すと「相対力指数」。テクニカルトレーディングの第一人者、J・W・ワイルダーによって考案されました。価格全体の変動幅に対して、上げ幅の割合を見ることによって、相場の過熱感を判断する、オシレーター系の代表的な指標です。

通常、逆張り投資に活用します。

価格が上下する振れ幅を一定のレンジにおさめ、反転するタイミングを分析して売買ポイントを探り当てるのです。

レンジは0-100%。計算期間内の「値上がり幅」が「値下がり幅」より大きかった場合、RSIは50%以上、逆に小さかった場合は50%以下を示します。

したがって、上昇トレンドでは50%以上のレンジ、下降トレンドでは50%以下のレンジで推移しやすい傾向にあります。計算期間は14日間がよく用いられます。

一般的には70-80%を超えると「買われすぎ」で売りサイン、20-30%を下回ると「売られすぎ」で買いサインととらえますが、トレンドの局面によって、水準は変化します。

ただ、急騰・急落相場などにおいては、いままで買い(売り)水準としていたポイントも変化するため、注意が必要です。

また、価格の高値圏、安値圏が意識され始めると、利益確定売りや反発期待の買いが入ってきます。このような場合、価格が以前の高値(安値)より上昇(下落)しているのに、RSIの水準は下がって(上がって)いる現象が起きることがあります。

これはRSIの「逆行現象」と呼ばれ、相場の大きなトレンド転換の目安となることを示唆する場合がよくあるので、逆行現象が起きたときは注意が必要です。

RSIの特徴

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