竹中三佳の「株Catch one’s eye」 Part.15 セブンゴールド

竹中三佳の株Catch one's eye 連載


竹中三佳最近よく、おいしい食パンとしてメディアに取り上げられ話題となっているセブン&アイ「金の食パン6枚」(250円)を試してみようと、先日買ってみました。

口に広がる自然な甘みと、ホテルブレッドの様なふんわりとした食感に思わずそのままペロリと1枚食べてしまいました。軽くトーストしてバターをのせると外はカリッと中はもっちり、また違ったおいしさが楽しめます。

価格は一般の食パンと比べて割高ではあるものの、このおいしい食パンが24時間いつでも購入できるというのは、パン屋さんの営業時間内になかなか行けない私にとっては大変有難いです。

イラスト:竹中三佳

イラスト:竹中三佳

これはセブン&アイが力を入れているPB(自社ブランド)「セブンゴールド」の商品の1つで、消費者にワンランク上の贅沢(ぜいたく)感を提供するという新しいコンセプトで価格も少し高めに設定され、現在、食パンのほかにビールやレトルト食品などへ展開されています。

付加価値の高いこだわりの商品を投入し、それに見合うきちんとした価格設定を行う、安直に安売り合戦にくみしない姿勢は大切だと思います。セブン&アイは現在約20品目の「セブンゴールド」を2015年度に300品目に拡大予定とのこと。今後もセブン&アイ・ホールディングス(3382)の価値ある商品開発に注目したいと思います。

【編集委員Zのコメント】
かつてPB商品というと商品価値的にダウングレードされた「安売り物」というイメージが先行していました。あえてゴールドの名称で高付加価値路線を取る戦略は、まさしく「脱デフレ」につながるものがあります。しかし、ナショナルブランドも黙ってはいないでしょう。「セブンゴールド」ブランドのイメージが定着するスピードがここからはカギを握ります。まさしく、セブン&アイ・ホールディングスの商品開発力とマーケティング力が試されていると言ってもいいでしょう。

戻る