火力発電の海外受注活発化 国内の原発関連減少を補う 丸紅、三菱重、GSユアサなど

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丸紅(8002) 日足

丸紅(8002) 日足

日本企業が海外で火力発電プラントを受注する動きが活発化している。

昨年の福島原発事故を契機に、海外でも原子力発電所の新規建設には慎重な動きとなっているが、その一方で先進国を中心に経済発展とともに電力需給はひっ迫しており、発電所の新規建設は必要不可欠となっている。そこで、豊富な実績を有する日本企業の技術が海外でも注目を集めており、日本企業も国内の原発稼働停止に伴う受注減を補う意味で、海外での火力発電建設に絡む新規受注に注力している。

丸紅(8002)は、バングラデシュで大型火力発電所を約300億円で受注することが伝えられた。発電出力は40万kWと同国では最大規模で、主要機器については富士電機(6504)から調達する。バングラデシュ政府は今後も発電所建設をさらに進める方針で、一段の受注拡大が期待される。

三菱重工業(7011)も海外事業の強化で火力発電所設備の受注強化を図っている。今春には丸紅や三菱電機(6503)などと共同で、韓国の4つのLNG(液化天然ガス)火力発電所向けに、ガスタービン計10基を受注している。

GSユアサ(6674) 日足

GSユアサ(6674) 日足

GSユアサ(6674)は、12月5日に三菱商事(8058)と共同で、チリの火力発電所から蓄電システムを受注。日本の一般家庭700世帯の1日の消費電力に相当する6300kW/時に相当するリチウムイオン電池を納入する。

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