北浜流一郎 人気株発掘 カカクコム(2371) 消費税問題も利用増加要因に

個別 北浜流一郎 人気株発掘 連載


閑散相場。こう呼ばざるを得ない日々が続いている。最近東証1部の出来高はなかなか増えず、20億―24億株台で推移している。

8月5日には20億株を割り込んだほどであり、まさしく閑散だ。こんな日々が、いつまで続くのか。

為替の円高基調が反転するまで、ということになろう。円が対ドルで95円台に突入するようでは、誰だって投資を手控える。

私が「STS銘柄」と呼ぶ3大人気銘柄のソニー(6758)トヨタ自動車(7203)ソフトバンク(9984)株もそろって下げてしまうからで、やはり東京市場は為替次第なのだ。

その為替だが、米国で量的金融緩和の縮小観測が強まっていることを考えれば、為替はドル高・円安に転じてもおかしくない。いずれそうなるとは思うのだが、いまのところは逆に動いている。

円はなぜ下らないのか。消費税引き上げ問題が影響しているとみてよいのではないだろうか。

財務省や経団連、そしてほとんどのマスコミも予定通り2段階引き上げを主張している。それに対して異論を唱えているのが浜田宏一内閣参与だ。

安倍首相は姿勢を明らかにしていないが、消費税問題に答えが出るまで現状のような不安定な動きが続く恐れがあり、この点計算に入れておきたい。

カカクコム(2371) 週足

カカクコム(2371) 週足

で、注目は引き続き為替の影響を受けにくい銘柄の中からカカクコム(2371)だ。

ネットで価格比較サイトを運営する会社だが、同時に飲食店紹介サイト「食べログ」も運営、両方とも利用者、参加企業ともに拡大を続けている。

今後、消費税問題がどうなるかは分からないものの、われわれは一層価格に敏感になる。となるとますますカカクコムが運営する「価格.com」を利用するのはまず間違いない。この点を考えると、株価は、さらなる高値に進む可能性が高い。

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