ウェアラブルコンピュータに関心高まる スマホの次なる成長商品へ

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スマートフォン(スマホ)に次ぐモバイル端末としてウェアラブルコンピュータへの関心が急速に高まっている。

ウェアラブルコンピュータは、身体に装着することで、手ぶらのまま、ネット上での情報検索などを可能にするもの。スマホからさらに踏み込んで、モバイルコンピュータ端末を身近な存在にする狙いがある。

既にスマホ向けOSのアンドロイドを展開する米・グーグルは、メガネ型情報端末「グーグル・グラス」の試作機を完成させ、早期導入プログラムで開発者や消費者に一部テスト配布を始めている。さらに、iPhoneやiPadを展開する米・アップル社も時計型端末の「iWatch」を開発していることが報じられており、グーグルやアップルが製品投入となれば、スマホが飽和状態になりつつある中で、ウェアラブルコンピュータが次なる成長商品となる期待が高まっている。

これらの動きをにらんで日本メーカーも開発の動きを活発化させつつある。ウェアラブルコンピュータに関しては、日本企業では時計型の端末として開発の動きが始まっている。既に商品化されているものでは、スマホと連動して使用する製品もあり、これら製品の機能をさらに発展させて新製品を開発する動きも期待できそうだ。

東芝(6502)は、タッチパネルの有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレーを搭載する腕時計型情報端「Computer Graphic Watch」の開発に取り組んでいる。一方、ソニー(6758)は、アンドロイド端末と連携して通話やメール・各種メッセージやSNS(交流サイト)更新や通知などが可能な「スマートウオッチ」を展開している。

また、カシオ(6952)は、電話やメールの着信とスマホとの連携を可能とした「G-SHOCK」を2011年から手掛けている。

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