2013年IPO 決算で見直しのタイミング接近

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上場直後の過熱期を経て、値ごろ感、割安感が出てきた2013年IPO(新規上場)銘柄が散見される。4-6月期決算発表をきっかけに、再度物色人気を集める可能性があり、そろそろ目を配ってみたい。

表は4-6月期決算を近々発表する直近IPO銘柄一覧。中で、夢展望(3185・東マ)に注目したい。

同社は安くてかわいい服をネットで販売している。最大で50%割引となるサマーセールも好評のようで、業績拡大トレンドが続いている。昨春頃に銀行借入を短期から長期に切り替え→月々の返済が軽減→昨冬ごろから仕入れ資金拡充→販売拡大――という構造にあることも伸びの一因。PER26倍で高成長期待の強いネット関連にしては割安感が強く、出直り余地十分だ。

ウォーターD(2588) 日足

ウォーターD(2588) 日足

天然水の製造・宅配を手掛けるウォーターダイレクト(2588・東マ)もマーク候補だ。上場間もないころの株価に戻り、仕切り直しムードが出やすい居所。PER20倍台で指標面でも許容範囲にある。

8月9日に次期予想を明らかにするフォトクリエイト(6075・東マ)も注目される。

このほか、時価が「公開価格を下回っている」、もしくは、「公開価格近辺に調整している」銘柄も、“IPOのセオリー”に従えば出直り候補となる。

具体的には、子ども向けスイミングスクール運営のジェイエスエス(6074・JQ)。時価は公開価格を下回り、PERも10倍と割安感強烈だ。間もなく子どもたちは夏休みに入るが、同社は夏休みに合わせて「短期教室」を開催。これをきっかけに通常コースに入る子どもが多く、まさに同社は年を通じて最大の繁忙期を迎えている。

サニックス(4651)の兄弟会社、アサンテ(6073・2部)も公開価格を時価が下回るという状態で、PER8倍台。“隠れ太陽光発電関連”の割安株との顔も持つ。

自動車部品関連のファルテック(7215・2部)と、新車・中古車販売のICDA(3184・JQ)は公開価格近辺に調整、PER1ケタだ。鴻池運輸(9025)もPER10倍そこそこにある。

目玉IPO、サントリー食品インターナショナル(2587)は、8月6日に第2四半期決算を発表予定。1対5分割発表も刺激に戻りを試しているオークファン(3674・東マ)は8月1日に、ゲーム関連で成長期待の高いオルトプラス(3672・東マ)は7月31日にそれぞれ第3四半期決算を明らかにする。

直近IPO銘柄の4-6月期決算発表予定日
上場日 銘柄 コード 市場 発表予定日
3/12 ソフトマックス 3671 東マ 8月9日 2Q
3/13 オイシックス 3182 東マ 8月13日 1Q
3/14 オルトプラス 3672 東マ 7月31日 3Q
3/15 鴻池運輸 9025 1部 8月8日 1Q
3/15 ウォーターD 2588 東マ 8月9日 1Q
3/19 アサンテ 6073 2部 8月12日 1Q
3/19 ファルテック 7215 2部 8月8日 1Q
3/22 ブロードリーフ 3673 1部 7月31日 2Q
4/9 サンヨーホーム 1420 2部 8月中旬 1Q
4/25 オークファン 3674 東マ 8月1日 3Q
6/11 ペプチドリーム 4587 東マ 8月中旬
6/13 横田製作所 6248 JQ 1Q
6/26 リプロセル 4978 JQ 8月中旬 1Q
6/27 ICDA 3184 JQ 8月中旬 1Q
6/27 ジェイエスエス 6074 JQ 8月12日 1Q
7/3 サントリー食品 2587 1部 8月6日 2Q
7/10 フォトクリエイト 6075 東マ 8月9日
7/10 夢展望 3185 東マ 8/10前後 3Q

※1Qは3月期企業の第1四半期、2Qは12月期企業の第2四半期、3Qは9月期企業の第3四半期、本は6月本決算。発表日は変更になる可能性があります。

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