「土用の丑の日」(22日)が接近 養殖関連でヨンキュウ、牛丼やコンビニ大手も販売強化

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7月22日の「土用の丑の日」を間近に控え、ウナギの需要が最盛期を迎える。

この数年、稚魚であるシラスウナギの不漁が続いていることで、価格は高騰を続けているが、夏バテ防止から、この時期のウナギは珍重されるだけに、ウナギを販売する量販店や外食チェーン、ウナギの養殖を手掛ける企業など関連銘柄はシーズンストックとして注目できそうだ。

水産庁が今月発表したウナギの稚魚1kg当たりの今年の取引価格は、247万8,000円と昨年の214万8,000円を大きく上回る高騰ぶりとなっている。ウナギの生態が完全には解明されていない現状では漁獲量回復に向けた抜本的対策は見込めないが、水産庁も昨年から養殖業者への金融面での支援制度をスタートさせており、養殖へ向けた動きも活発化している。

養殖業者への養殖用稚魚や飼料生産販売、鮮魚販売を展開するヨンキュウ(9955・JQ)は、子会社を設立して養殖事業に参入。来年夏の出荷へ向けて準備を進めている。また、日本水産(1332)も厦門日水龍鵬養殖有限公司(福建省)を通じて、飼料・養殖・加工までの一貫事業を展開している。

ウナギの販売では、吉野家ホールディングス(9861)が「鰻丼」、「すき家」を展開するゼンショーホールディングス(7550)が「うな丼」として販売。ローソン(2651)は「鹿児島産うなぎ蒲焼重」、ファミリーマート(8028)も「国産うな重」を販売するなど、コンビニ大手も取り組みを強化している。

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