普及進む「SSD」 高速アクセスと耐久性でPC向け普及

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PC(パソコン)の記憶装置であるHDD(ハードディスクドライブ)に代替する形でSSD(ソリッドステートドライブ)の存在感が急速に高まっている。

先ごろ、米半導体大手のサンディスクはSSDを開発する米スマート・ストレージ・システムズを総額3億700万ドルで買収することを発表しており、世界的大手企業も製品拡充を強化する動きとなっており、SSDを手掛ける企業への関心も高まりそうだ。

SSDは半導体メモリであるフラッシュメモリを使用した記憶装置。磁性体を塗布した円盤(ディスク)を高速回転し、磁気ヘッドを移動することで、データアクセスするHDDと異なり、ディスクを使用しないため、アクセス速度がHDDに比べ格段に高速であることから、PCの高性能化に伴って関心が高まっている。

SSDはこれまで、記憶容量が劣ることや、価格が高価であることが普及の足かせとなっていたが、各社の取り組みで、これらの問題も解決しつつあり、今回のサンディスクの動きも、今後、急速に需要が拡大することを見据えての動きと思われる。消費電力が低く、発熱が少なく耐衝撃性に優れていることから、今後、ノートPCを含めて搭載が増えそうだ。

SSDの国内大手は東芝(6502)TDK(6762)で、東芝は業界最大クラスとなる記憶容量1.6テラバイトの製品を開発、TDKも産業用を含めて幅広い製品を展開している。

メルコホールディングス(6676)も傘下のバッファローを通じて、外付けと内蔵でSSDを販売している。

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