健康食品関連に刺激材料  「効能」規制緩和で見直す

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フロイント産業(6312) 週足

フロイント産業(6312) 週足

「健康」をキーワードとする銘柄が、近い将来、脚光を浴びることになりそうだ。

先に安倍首相が発表した成長戦略の中に、サプリメントなど健康食品や農産物について、効能や効果を表示することを認める方針が盛り込まれた。これまで効果を示していいのは特定保健用食品(トクホ)や栄養機能食品に限られていたが、増大する医療費の抑制や農業強化につながることから、今年度中に検討を開始し、来年度中には規制が大きく緩和される見通し。

“健康飲料”づくりに努め、アジアで健康食品ブランドも展開しているサントリー食品インターナショナル(2587)が7月3日に上場することも刺激材料。

「ネイチャーメイド」「ソイジョイ」を手掛ける大塚HD(4578)や、日本水産の子会社・日水製薬(4550)焼津水産(2812)ニチモウ(8091)森下仁丹(4524・2部)などが健康食品に注力することで知られるが、こうした健康食品ニーズ拡大の恩恵を受ける設備関連や素材関連は業界全体の活性化の恩恵を受けるためより注目される。

新田ゼラチン(4977) 週足

新田ゼラチン(4977) 週足

具体的には、サプリメントなど健康食品の製造機械も手掛けるフロイント産業(6312・JQ)と、ゼラチン製造大手の新田ゼラチン(4977)だ。このほか、健康食品の受託製造を主力に自社ブランドの健康食品も手掛けるAFC-HDアムスライフサイエンス(2927・JQ)、機能性食品素材メーカーで「ギャバ」や「葉酸卵」が収益柱のファーマフーズ(2929・東マ)も関連株に挙がる。

健康食品関連では、ミドリムシを素材に事業展開しているユーグレナ(2931・東マ)も。

農産物の効用表示となると、「明日葉」などで研究実績のあるタカラバイオ(4974・東マ)や、サカタのタネ(1377)カネコ種苗(1376・JQ)べルグアース(1383・JQ)といった種苗メーカーにも商機到来。

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