IPO社長会見 コロプラ(3668) スマホゲームの伸び顕著

IPO 個別 社長会見


コロプラ 馬場功淳社長

コロプラ 馬場功淳社長

コロプラ(3668)が12月13日、マザーズに新規上場した。初値は公開価格を88%上回る5650円。当日の記者会見で同社の馬場功淳社長=写真=は次のように語った。

はじめに…当社はモバイル端末向けゲーム会社。(1)課金売上高の87%がスマートフォン(高機能携帯電話、スマホ)経由(同業他社は大手企業でも4―5割)(2)ゲームをソーシャルサイトに提供せず、グローバルプラットフォームの「Google Play」や「AppStore」で主に展開(3)多くが位置情報ゲーム。位置ゲーには人の移動を後押しするという特性があり、リアルな店舗や鉄道などと連携サービスを行っている――などが当社の特徴。

足元の動向…サービスはインフラの伸びと普及率に大きく左右されるため、主力になるインフラにいち早く乗ることが重要と考え、1年前から「スマホ・シフト戦略」を推進してきた。これが奏功し、スマホ向けアプリのダウンロード数の伸びが著しい。

今後の戦略…スマホの国内普及率は現在30%前後、今後は比較的早期に倍になるとみている。国内ゲーム事業は普及率を見据えつつ、ユーザーニーズに合わせたアプリを提供していく。海外ゲーム事業は地域特性を考慮し、リスク&リターンバランスの取れた展開を考えている。海外市場の伸びをキャッチアップできるよう努力していく。また、ゲームを起点としたリアル連携サービス、蓄積した位置情報の解析サービスなど当社ならではの展開を図っていく。

<記者の目>
スマホ普及状況やスマホビジネス環境、社会情勢を踏まえ、効率的に伸ばすことができるところから順次育てて収益化していく戦略。ゲームにとどまらず、リアルとの連携サービス、位置情報の解析分析など、将来的に収益になり得る種も豊富で注目される。当面は国内ゲーム事業を中核に業績成長が続こう。

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