脚光浴びる「東欧4カ国」 ポーランドではBSや良品計画

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安倍晋三首相は、6月17日からのG8サミット出席に先立ち16日にはポーランドを訪問し、ハンガリーやチェコ、スロバキアを含む東欧4カ国の首脳との初会合に挑んだ。今回の訪問は東欧4カ国が推進する原発建設計画に関して、日本メーカーへの発注を促す狙いがあるが、今回の訪問で東欧との経済交流が増えれば、現地に進出する日本企業もクローズアップされる可能性が高そうだ。

東欧各国では、急速な経済成長から電力需要が増大しており、これが原発建設計画を後押しする要因になっている。日本は既に4カ国が加盟する欧州原子力共同体(ユーラトム)との間で、原発輸出を可能にする原子力協定を締結済み。今回の安倍首相訪問で原発建設に関連する受注を獲得する可能性が高まっており、チェコが進めているテメリン原発(南ボヘミア州)3、4号機建設では東芝(6502)傘下のウェスチングハウスなどが有力視されている。

日本の原発関連企業に加えて、両国の経済交流が活発化となれば、現地に進出する幅広い企業も恩恵を享受しよう。東欧の中で特に注目されるのは人口が約3,800万人とEU27カ国中6番目に多い国であるポーランド。ポーランドは、西欧と東欧・ロシアの中継点に位置している地理的な利点からも近年、関心が高まっている。

量販店では良品計画(7453)が2010年にワルシャワ最大のショッピングモールである「ARKADIA」に「MUJI Arkadia(ムジ アルカディア)」を出店。ブリヂストン(5108)もポーランド南西部ヴロツワフ近郊で太陽電池用接着フィルムの生産に今年上期から着手している。

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