大阪ビジネス地区の空室率が低下 ダイビル、京阪神ビル、イトーキなどの恩恵大

セクター 個別


ダイビル(8806) 日足

ダイビル(8806) 日足

大型再開発が影響

オフィス仲介の三鬼商事が6日にまとめた11月末時点のオフィス空室率によると、大阪ビジネス地区は0.03ポイント低下の9.51ポイントと13カ月連続で低下し、改善傾向が強まっている。東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)に関しては、前月末比0.02ポイント上昇の8・76ポイントと5カ月ぶりに悪化していることとは対照的で、大阪地盤のオフィス関連企業は個別に注目できそうだ。

東京都心に関しては、企業のコスト削減の高まりから、賃料の高いビルへの成約が集まり難いという状況がその背景にある。一方で、大阪は、大阪駅周辺の大型再開発で、大企業が新規に建設されたオフィスへ移転。既存のオフィスビルには賃料の低下から東京の中小企業が拠点を構える動きが活発化しているようだ。御堂筋沿いには、海外の高級ブランドショップの店舗が増加しており、淀屋橋から心斎橋にかけての関心が高まっていることも追い風となっている。

京阪神BL(8818) 日足

京阪神BL(8818) 日足

ダイビル(8806)は、大阪発祥の商船三井グループのビル賃貸老舗。梅田、中之島、淀屋橋など大阪市内の主要地域を網羅している。

京阪神ビルディング(8818)は、住友系でオフィスビルに加えてデータセンター、場外馬券売り場も展開。淀屋橋など御堂筋にビルを構えている。

イトーキ(7972)は、オフィス家具大手で間仕切りなどの建材にも注力している。関西に地盤を有することから、企業移転時の恩恵は大きい。

戻る