F1人気再燃に期待 日本の自動車産業復活を象徴 ホンダが参戦、日産自やフジメディアにも注目

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ホンダ(7267)が東京都港区南青山の本社で緊急記者会見を開催し、モータースポーツの最高峰であるF1への復帰を正式に発表した。

2008年のリーマン・ショック後、同社を含む日本の自動車メーカー各社は、経営悪化から相次ぎ、モータースポーツから撤退していたが、同社のF1再参入は、日本の自動車産業復活を象徴する意味合いからも注目できそうだ。

ホンダは15年シーズンから、マクラーレンに新型エンジンを供給する形で再参入する予定。F1はこれまで、幾度となく、エンジン含む車体の規格を変更してきたが、14年からは市販車に近い排気量1.6リッターターボエンジンが導入されることから、F1で技術を磨くことで、新車開発もその技術が活用できることが再参入する一因になっているようだ。参入に伴う費用が発生するものの、国内の消費者はもとより、F1の人気が高い欧州を含めて宣伝効果は大きく、新車販売にもプラスに働くことが期待される。

ホンダの再参入でF1人気が復活すれば、F1を国内で独占的に中継しているフジ・メディア・ホールディングス(4676)も恩恵を享受することになりそうだ。日産自動車(7201)も高級車ブランド「インフィニティ」を運営する子会社のインフィニティグローバル社(香港)が13年からレッドブル・レーシングの冠スポンサーになっており、F1人気が高まる波及効果が期待される。

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