巻き返し狙うアップル 新端末向けで部品メーカーに商機 村田製作所、東光、日本航空電子など

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国内の電子部品メーカーによるスマートフォン(スマホ)向け部品の増産が伝えられている。携帯電話大手各社が新型端末の投入を積極化させていることが要因だが、その中で特に期待されるのが、これまで劣勢が伝えられていた米アップル社向けの回復だ。6月以降は「iPhone」の次世代端末が発表され秋ごろの発売もうわさされており、多くの部品を納入する日本企業には追い風となる期待が高まるところだ。

スマホに関しては、韓国・サムスン電子のGALAXY(ギャラクシー)シリーズの好調が続いているが、巻き返しを狙うべく、アップル社も新型端末の準備を急いでいるようだ。高機能を追求した「iPhone5」の後継端末や新興国向けの低価格端末、さらには「iPad mini」などのタブレットでも新型の投入が有力視されており、現行端末の減産で苦戦した日本の部品メーカーは円安も支援要因に受注の回復が期待されそうだ。

アップル社が部品サプライヤーとして公開している企業では、スマホ向け部品を幅広く手掛ける村田製作所(6981)ソニー(6758)、液晶ではシャープ(6753)が代表格となる。また、村田製作所が筆頭株主になった東光(6801)やコネクターの日本航空電子工業(6807)、水晶デバイスの大真空(6962・大証)、プリント配線板製造大手のメイコー(6787・JQ)なども注目される。

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