再びノロウイルスが猛威 感染防止へ向けた対策急務 シキボウ、栄研化学、電気化学など

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シキボウ(3109) 日足

シキボウ(3109) 日足

ノロウイルスへの感染が再び深刻化しつつある。大阪府では4日に大東市内の病院で入院患者と職員計48人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、このうち80歳の女性と70歳の男性が死亡したと発表。府では集団感染した可能性が高いとみており、ほかの地域でも今後、感染防止へ向けた対策へ関心が高まりそうだ。

ノロウイルスは、非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種で、カキなどの貝類による食中毒の原因になっているほか、感染したヒトのふん便や嘔吐物、さらにそれらが乾燥したものから出る塵埃(じんあい)を介して経口感染することから集団感染を引き起こしやすく、今回の大東市の病院でも11月27日以降に症状を訴える人が増加している。

電化(4061) 日足

電化(4061) 日足

感染症は11月から3月の主に冬季に多発、症状は通常であれば1―2日ほど続いた後に治癒するものの、高齢者など体力の弱い人は重症になるケースもあり、2次感染の防止などが重要になる。

シキボウ(3109)はノロウイルス対策繊維「ARGON(アルゴン)」を開発している。

栄研化学(4549)は臨床検査薬大手で、便潜血検査薬ではシェア5割を占める。ノロウイルスGI/GII検出試薬キットを手掛けている。

電気化学工業(4061)は、子会社のデンカ生研がノロウイルスを約15分で検査診断できる「クイックナビ-ノロ」を手掛けている。

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