海外で稼ぐ企業 注目度上昇中

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キッコーマン(2801) 週足

キッコーマン(2801) 週足

貿易赤字ながら、所得収支の黒字幅拡大で経常収支を支える構図。所得収支のほとんどを占めるのは、海外の子会社や支店の営業から得られる収益、株式や債券の投資で受け取る配当金・利子などの「投資収益」で、これが円安効果もあって伸びていることが確認された。

こうした中、キッコーマン(2801)をはじめ、海外投資している企業、海外需要を取り込んでいる企業に注目する動きも、今後強まってくるとみられている。

中小型株では、生理用ナプキンやオムツなど衛生用品製造機大手で海外売り上げ8割弱の瑞光(6279・大証2部)が、今年に入り急速に評価を高めてきている。高吸水性樹脂などを手掛け、PBR(株価純資産倍率)0.6倍台の三洋化成工業(4471)も要マークだろう。このほか、約40年前に進出したインドネシアを主軸にアジア各国で海外事業を展開しているマンダム(4917)に注目。

ピジョン(7956)も日本の15倍以上の出生数となっている中国で引き続き育児用品の拡大が続いており、中南米市場の開拓期待も大きい。衣料・生活雑貨小売りで「MUJI」ブランドの良品計画(7453)も外せないところだ。

香料大手の長谷川香料(4958)も海外需要の取り込みを進めている企業の1つに挙げられる。時価は依然としてPBR1倍を割る。

ベトナムで強固な基盤を構築している日本ロジテム(9060・JQ)にも中期感覚で目を配ってみたい。

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