IPO社長会見 サンヨーホームズ(1420) 環境配慮型「光熱費ゼロ住宅」などを提案

IPO 個別 社長会見


田中康典社長

田中康典社長

サンヨーホームズ(1420)が9日、東証2部に新規上場した。公開価格700円に対して78.6%高い1,250円で初値を形成。上場当日の記者会見で同社の田中康典社長=写真=は次のように語った。

「暮らし」を生涯サポート…当社は現在(1)戸建住宅請負、(2)マンション請負、(3)賃貸福祉住宅請負、(4)リフォーム――の4事業を手掛ける。単に雨風をしのぐ「家づくり」ではなく、暮らしの舞台としての「住まいづくり」がわたしたちの使命。家族構成やライフスタイルに合わせた「暮らしの提案」から、年を重ねながらも安心して「暮らし続けるためのお手伝い」など、住まいのあらゆるニーズを生涯にわたってサポートする。

売上高2,000億円目指す…創業は1969年。来年45周年を迎えるが、うち39年は子会社として経営を続けてきた。今回の上場は名実ともに当社の「はじまり」。先ごろ2020年度に向かって大きく規模を拡大するためのプロジェクトチームを立ち上げた。売上高は13年度予想の577億円から2,000億円へ、最終利益は11億円から100億円への拡大をイメージしている。

政策に乗る「新事業」続々…今後は既存事業のほか「リニューアル」「街づくり」を伸ばしていきたい。政府は「新成長戦略」で「2020年までに中古住宅・リフォーム市場を20兆円マーケットにする」との目標を示したが、当社ではこうしたリニューアルは、政府が想定する規模に収まらない巨大マーケットに育つとみる。現在、大阪市と提携する「街づくり」とは、マンションでは一般的な管理組合方式を一戸建て住宅に取り入れることで景観やセキュリティーを高品質に保つ新たな試み。もちろん、ゼロエネルギーを目指した新たな街の形として積極的に提案していく。

<記者の目>
増税前の駆け込み需要が期待される一般住宅だが、こうした特需は「数字上に想定していない」とのこと。差別化された高い技術力で今後も堅実な成長が期待される。

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