いよいよ実現スマホでの家電操作 基幹技術「M2M」に注目 アプリックス、オムロン、双葉電子

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経済産業省は、スマートフォン(スマホ)を使ってエアコンなど家電製品の電源を外出先から入れられるべく安全規制の見直しを進めていたが、4月中に省令の解釈を変更し、家電メーカーなどに通達する見通しとなった。

現在の電気用品安全法(電安法)は、昭和37年に施行された経緯から、スマホを使っての遠隔操作で家電を操作することは想定されておらず、近距離での赤外線リモコンを除けば遠隔操作は原則禁止されている。今回の安全規制緩和で外出先から自宅の家電操作が可能になり、新たな製品開発が促進されることになろう。

実際、スマホでの家電操作に関しては、昨年夏にパナソニック(6752)が「スマート家電」として、対応エアコンの販売を進めていたが、規制が壁となり販売を断念した経緯がある。規制緩和が実現することで、スマホと連携する新製品の開発が活発化しそうだ。

スマホから機器を遠隔操作する技術に関しては、機械と機械がIPネットワークを介して相互に通信し合う通信形態である「M2M」の技術が注目されている。この「M2M」ではアプリックスIPホールディングス(3727・東マ)のアプリックが電子機器メーカー向けに、スマホに対応したBluetoothモジュール用のファームウェア「Zeemote STF」のライセンス提供を開始している。iPhone(アイフォーン)やアンドロイドのアプリから家電製品をコントロールすることが可能になるもので採用拡大が期待される。

また、「M2M」ではオムロン(6645)や、双葉電子工業(6986)も先行しており注目したい。

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