北浜流一郎 人気株発掘 ソニー(6758) 構造改革が着実に進展中

個別 北浜流一郎 人気株発掘 連載


ソニー(6758) 日足

ソニー(6758) 日足

新営業年度入りとともに春の嵐に見舞われ、市場では「アベノミクス相場もこれまで」との声が聞かれはじめていた。

ところが、アベノミクス相場第二幕のスタートだ。もちろん、これは黒田日銀総裁が打ち出したサプライズ金融緩和策のおかげ。市場はそれを「異次元緩和策」と称しているが、私にいわせると「救国金融緩和策」になる。

今回の緩和策は、決して異次元ではないからだ。既に米国では実施されていることであり、この点では珍しくない。白川前総裁が実施して来なかっただけだ。

しかし黒田新総裁は、180度の方向転換をしたことになり、これによって起きるのは単に日本株が上昇したり、円が下げたりするだけではない。長引くデフレから抜け出せることで、国の将来がようやく明るくなるのだ。デフレ下では、未来は縮小するばかりだった。

企業や商店の収益は上がりにくく、サラリーマンの給料も当然上がらず、就職は困難、一度失うと再就職などあり得ぬほどとなり、命を絶った人も多かった。

そんな状況を前政権も、そして白川前日銀も改善する意志も能力も持っていなかったのだ。

それが全面的にあらたまるのだから、これはもう「救国金融緩和策」とみてよい。ここは投資家たるもの、素直にこの流れに乗りたい。

繰り返しになるが、アベノミクス相場の第二幕が上がったのだ。見ているだけではなく、参加した方がより楽しくなる。

で、注目はソニー(6758)だ。この株は多くの銘柄が4日、5日と大幅反発した中で、小幅にしか戻っていない。

少々円安になっても収益の急回復は見込めない。こんな見方から買い敬遠となっているのだが、この会社は、このところニューヨーク本社ビルを売却するなど、構造改革を必死に進めている。今すぐその結果は出ないものの、先行き結実するとみる。株式市場がまだ軽視しているうちに投資しておきたい。

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