ブラジル関連をチェック イベント効果で消費拡大期待 味の素、伊藤忠、新日鉄住金

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味の素(2802) 週足

味の素(2802) 週足

日本企業の海外展開ではインドネシアやベトナムなど東南アジア諸国への進出が昨年から話題になっているが、今後は南米のブラジルにもあらためて関心が高まりそうだ。

ブラジルは、2月はリオのカーニバルで大きな盛り上がりを見せたが、今後のイベントスケジュールを見てみると、今年6月にサッカーの「FIFAコンフェデレーションズカップ2013」、来年6月から7月にかけて「2014 FIFAワールドカップ」、その先の2016年8月にはリオデジャネイロで夏季オリンピックが開催される予定でスポーツに絡むビッグイベントがめじろ押し。明るい国民性からお祭りがあれば消費が拡大する傾向もあり、ブラジルで展開する日本企業のビジネスチャンスも大きそうだ。

その一方、経済情勢に関しても、2011年8月から10回連続で利下げを実施したほか、昨年12月に設備投資支援や港湾整備などで追加の景気対策を相次いで実施。失業率も低水準を維持しており、進出する日本企業にとっても魅力的な市場といえよう。

味の素(2802)は、ブラジルでの事業展開が50年以上にわたるなどその実績が豊富だ。子会社ブラジル味の素が製造・販売する風味調味料「テンペロ(ザゾン)」は現地でトップブランドを誇っている。

新日鉄住金(5401)は、ブラジルの鉄鋼大手「ウジミナス」が持ち分法適用会社。昨年11月にサンパウロ州のクバトン製鉄所で、第2熱延ラインの竣工(しゅんこう)式も行っている。

また、伊藤忠商事(8001)は、ブラジル北部でバイオエタノールの生産を手掛けている。

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