風疹大流行で予防が急務 予防ワクチンと衛生材料に関心 川本産業、電気化学工業、武田薬品、田辺三菱

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風疹が大流行となっている。4月2日に国立感染症研究所が発表した今年の風疹患者数は、3月24日時点で累計2,418人となり、わずか3カ月足らずで直近5年間での最多である昨年1年間の2,353人を上回っている。厚生労働省は予防未接種者へのワクチン投与などを呼びかけており、風疹感染対策に貢献する企業が注目されそうだ。

風疹は一般的には“三日はしか”としても知られ、過去に風疹に感染した人は免疫ができて二度と感染しないといわれているが、経年により免疫力が低下した人などは、再感染する例もあるようだ。5年から9年周期で流行しており、今年は異例の大流行ともいえるが、感染拡大を防止すべく、一部の企業では社員に対して予防接種に掛かる費用を補助する制度も実施している。

風疹は感染者の鼻汁に含まれる風疹ウイルスによる飛沫(ひまつ)感染や直接接触で感染することから、早めの予防接種とともに、手洗いの慣行やマスクの着用などの予防も重要となってくる。

川本産業(3604・2部)は、医療用衛生材料の最大手でマスクや殺菌剤など幅広く手掛ける。

電気化学工業(4061)は、子会社デンカ生研が風疹ウイルスHI試薬を手掛ける。

武田薬品工業(4502)は、国内製薬でトップを誇り、風疹では市販ワクチン「Schwarz-FF8」を手掛ける。

田辺三菱製薬(4508)は、三菱ケミカルホールディングス傘下の製薬会社で、麻疹・風疹混合ワクチン「ミールビック」を販売している。

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