安倍首相訪問で連携加速 モンゴル関連をチェック 三井物産、伊藤忠、澤田HD、東海運

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安倍晋三首相は3月30日からモンゴルを訪問し、アルタンホヤグ首相やエルベグドルジ大統領と首都のウランバートルで、政治や安全保障分野での関係強化について会談した。一連の会談では、日本とモンゴルとの「戦略的パートナーシップ」を推進することを表明し。EPA(経済連携協定)の早期締結でも合意した。

もともと、モンゴルに関しては、大相撲でモンゴル人力士が多数活躍するなど、交流は深く、親日的な国家としても知られていることから、今回の安倍首相の訪問で連携が一気に加速することになりそうだ。

資源開発では、世界最大規模のタルバントルゴ炭田の西鉱区開発で三井物産(8031)や伊藤忠商事(8001)がロシアや韓国企業と連携して応札しており、今後、ほかの鉱区でも日本企業の参入が促進される期待がある。

このほかでは、澤田ホールディングス(8699・JQ)は、2003年にモンゴルの国立銀行が民間に払い下げとなることを契機にハーン銀行に出資。現在では連結子会社となっており、モンゴルとはつながりが深い。

また、東海運(9380)もロシア向けの国際輸送に強みを持つ。同社は、モンゴル向けプロジェクト貨物、中古車・建機などの輸送を取り扱う「東モンゴリアLLC」と、海上貨物、航空貨物を取り扱う「タンデム・モンゴリアLLC」を首都ウランバートルに設立しており、注目されよう。

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