株主優待戦略 個別選別の視点 お薦め2銘柄は… スターフライヤー、はせがわ 「隠れ優待」も要チェック

JACK流「勝利の方程式」 個別 連載


JACK流の「お薦めの株主優待銘柄」を今回から、いくつか取り上げたいと思います。

タイミング的には、3月という優待が一番盛り上がった時期の後となり、また活況な地合いを背景に高値圏の銘柄も多いのですが、今までの連載をお読みになっていれば、そのあたりの対応策については問題がないと思います。

まずはじめに、昨年、私自身が執筆した「サラリーマンの月収をらくらく20万円増やす方法」でご紹介した銘柄につきましては、重複感がありますので、省略させていただきます。ご了承下さい。

ですから、ここでは主に新設された優待を含め、まだまだ優待を開始して歴史の浅い銘柄を中心に紹介していきたいと思います。

スターフライヤー(9206) 日足1年

スターフライヤー(9206) 日足1年

まず最初は、スターフライヤー(9206・2部)になります。

こちらは、やはり飛行機会社ということで、「北九州-羽田」「関空-羽田」「福岡-羽田」といった片道1区間の搭乗時大人普通運賃の50%割引券が、3月と9月の権利確定月に100株で3枚貰えます。

さらに昨年は、嬉しいことに報告書に同封されてくるアンケートに回答したら2,000円分のクオカードが届きました。このあたりの、俗に言う「隠れ優待」は、今後も継続されるか分かりませんが、株主にとっては妙味があることは言うまでもありません。

一般的に、株主優待の一番の妙味というか、お得感を感じるには自家消費が一番ですが、ここでは数値的な指標としても判断してみたいと思います。

この優待で獲得できる割引券を、金券屋の相場で1枚3,000円として試算すると、年間3,000円×6枚+2,000円=2万円となり、執筆時点(3月18日)の株価2,429円から利回りを積算すると8.23%になります。

ですから、実際に飛行機を使わない方(自家消費しない方)にも、なかなか妙味がある数値となっており、3月の優待権利確定日後には株価の下落もあるとは思いますが、再び9月の優待権利日に向けて、再度の株価上昇が期待される銘柄だと思っております。

さらには「中期計画を進めていく中で、東証1部への指定と株式配当の早期実現を目指す」と宣言しておりますので、このあたりも隠れ材料として非常に楽しみに、私も現物として中期でホールドしている銘柄の1つでもあります。

はせがわ(8230) 日足1年

はせがわ(8230) 日足1年

次は、はせがわ(8230・29日より1部指定)になります。

こちらも昨年に新設された株主優待で、毎年9月に権利確定しますと、九州にゆかりのある企業の商品や地域の特産品が貰えます。ちなみに内容は、100株で1,500円相当の商品です。今回は、福岡市天神のレストランから発祥した、スパゲティとドレッシングで評判のピエトロという会社から、ドレッシング2種、ゆでたパスタにまぜるだけ スパドレ1種、ピエトロパスタソース1種の詰め合わせが届きました。

こちらも執筆時点の株価446円から利回りを積算すると、1,500円相当の商品以外に配当利回りが1.68%ありますから、トータルでは5%を超えてきます。ここからざっくり、4年間で20%の株価下落までは含み損にはならないという考えになりますので、株価的に、まずは1株だけでも持っていて問題がない水準だと個人的には思っております。

さらには、こちらも最高純益を連続更新しており、東証1部昇格が予想されている銘柄であり、そのあたりの待ち伏せ銘柄としても妙味があると思います(本紙注:22日引け後に発表済み)。

余談ではありますが、このような10万円以下の株を購入する場合には、私は手数料無料の松井証券を活用して、さらには、その株をほかの証券会社に移管し、微々たるものですが「ちりも積もれば山となる」という心構えで、貸し株に出しております。

いずれにしろ、ここで掲載された銘柄につきましては、前述したように、新設、もしくはまだ数回しか実施していないものばかりです。よほどの企業戦略の変化、あるいは業績悪化にならなければ、信用問題にも発展しかねませんから、株主優待を即座に廃止することは考えにくいと、個人的には思っております。

次回も引き続き、いくつかお薦めの株主優待銘柄を紹介させていただければと思っております。

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