北浜流一郎 人気株発掘 JIN(3046) 新機能メガネが大ヒット

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JIN(3046) 日足

JIN(3046) 日足

新営業年度入り。もう何年も、この言葉は証券市場では死語に等しかった。4月に入っても特に何事も起きないどころか、むしろ株価は下げてしまうことが多かったからだ。

実際証券業界も、さあ、新営業年度入りだぞ、と口にはするものの、営業部門が株式の営業に特に力を入れるわけではなく、投資信託のそれに注力する。これが普通だった。

しかし今回は、かなり違うのではないだろうか。マスコミ業界を見ても、一般週刊誌が毎週のように株の特集記事を掲載、経済週刊誌も同様。そして株式投資に特化したムックも出版社の話では、「よく売れている」として、次々と出版されるようになっている。

例年とは異なる熱いムードを証券業界が無視するとは考えられず、今年は営業に力を入れるとみてよい。

投資する個人投資家サイドにも新たな動きが見え始めている。3月第3週は外国人投資家たちが実に19週ぶりに売り越しに転じたのに対し、個人が5週ぶりに買い越している。金額は3,137億円。

3月第3週といえば、キプロス問題がクローズアップされ始めた時。日経平均は急落したものの、個人は、そこを逆張りで拾ったことになる。買い意欲が結構旺盛なことを意味していて、今後も市場を支える静かで熱いパワーになるとみてよい。

で、注目はジェイアイエヌ(JIN、3046・JQ)。JASDAQ銘柄であり、一般的には知名度が低いかもしれない。しかしメガネ利用者の間ではよく知られた躍進企業だ。

特に最近ではパソコン画面を見るのに目が疲れないという新機能メガネが大ヒット、私の先輩同業者さんも購入したと言っていた(私はまだです)。

しかし株価は、このところ急失速してしまった。不正アクセスにより顧客名簿が流出したために一気に売り込まれてしまったのだが、この種の銘柄は、こんな時でもなければなかなか買い場がない。こんな観点から、今は魅力的な状況にある。

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