北浜流一郎 人気株発掘 サッポロHD(2501) 土地含みに加え、猛暑期待も

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サッポロHD(2501) 日足

サッポロHD(2501) 日足

黒田日銀体制がスタートした。安倍首相とタッグを組んで脱デフレに取り組むとの期待から、週刊誌などでは「アベノミクス」に代えて「アベクロミクス」という言葉も生まれているほどだ。

それだけ期待が高まっていることになるが、ここまで来たら、もう何が何でも物価安定目標2%は実行してもらわねばならない。それも2年でだ。

しかし、正直なところ私は、「3-5年ほどをかけて実現する」と表明してほしかった。2年で実現してしまった場合、相場はその前に終わってしまう恐れがあるからだ。

しかし黒田総裁も、そして岩田、中曽両副総裁も「2年で実現を目指す」としている。岩田副総裁に至っては「2年で実現できなければ責任を取る」とまで発言している。

こうなると投資する立場からは、2年での実現を想定して取り組むようにしたい。日銀が今後実行するのも大体分かっている。FRB(米連邦準備制度理事会)が現在実施している長期債の定期的購入などになる。

要するに米国式の金融政策を実施する。こういうことであり、その結果起きることも米国市場を見れば分かる。

既に米国市場では不動産や住宅関連株が続伸を続けている。東京市場も、ようやくそれを追う動きが見えたところであり、今後さらに、いわゆる「含み資産株」が水準を高める可能性が高い。

さて、注目銘柄はサッポロホールディングス(2501)だ。今年の桜はいつもより10日前後早く咲いているが、気温が高いせいと考えられる。

この勢いで気温が上がれば、今年の夏も猛暑が想定され、正直憂うつだが、ビール需要は好調に推移するとみてよい。

サッポロもその恩恵に預かるとみてよい上に、この会社は東京・恵比寿の一等地に本社があり、周辺地域を商業ビル、ホテルなどに貸している。つまり不動産の含みが大きい。

この点を考えると、現在足踏み中の株価は今後再浮上確率高いとみる。

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