IPO社長会見 ジーンテクノサイエンス(4584) バイオシミラー、来期から収益貢献

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ジーンテクノサイエンス 河南雅成社長

ジーンテクノサイエンス
河南雅成社長

ジーンテクノサイエンス(4584)が11月30日、マザーズに新規上場した。初値は公開価格(1200円)を29%上回る1550円。上場当日の会見で同社の河南雅成社長=写真=は次のように語った。

ターゲットはがん、免疫疾患領域…当社は北海道大学発のバイオベンチャー。がん領域や免疫疾患領域を中心に、バイオ新薬と、バイオシミラー(バイオ後続品)の開発を手掛ける。バイオベンチャーを取り巻く環境を勘案し、ファブレス型で展開していることも特徴。

来期からバイオシミラーの収益貢献開始…G―CSF製剤のバイオシミラーは11月21日に国内承認を取得した。バイオシミラーの薬価収載タイミングは5月と11月。当社のバイオシミラーは来年5月薬価収載、6月上市が見込まれ、来3月期から業績貢献が始まる見通し。また、G―CSF製剤のバイオシミラーの海外展開に向け、複数の海外企業と提携交渉を進めている。黒字化は3年後(2015年3月期)を想定している。

なぜ、いま上場か…2015―17年にかけてバイオ新薬の特許切れが増加する。それに合わせて展開していくために今回上場した。

<記者の目>
医療費抑制の国策に乗る。手堅い経営スタンスも安心材料。中期的には、より薬効期間が長いG―CFS製剤の“第2世代”が2015年に特許切れを迎えることもポイントに。第2世代の市場規模は第1世代の2・5倍以上に当たる3000億円と大きい。

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