割負感著しい 低PBR銘柄をチェック セレスポ:不動産市場活性化の恩恵享受、桂川電機:円高是正で来期期黒転の公算も

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底上げ相場が続き、水準訂正高に進む銘柄が目立つ。こうした局面では、いまだ割り負け感の著しい低PBR(株価純資産倍率)銘柄のチェックも有効だろう。ここでは桂川電機(6416・JQ)、セレスポ(9625・JQ)、光製作所(8191・JQ)をピックアップ。いずれも時価はPBR0.2倍台(本紙3月8日付け)にとどまる。

【セレスポ(9625)】

セレスポ(9625) 日足6カ月

同社は建設式典からスタートし、現在はスポーツイベント、コンベンションなどの企画・設営が主力。企業の販促支援や地域振興イベントにも注力している。

今3月期はマラソン大会、大規模な市民祭、合同防災訓練、地鎮祭・竣工(しゅんこう)式、運動会といった企業内行事などの受注増を背景に業績好調。地鎮祭など神事や竣工式など建設式典をもともと得意とする同社にとって、「アベノミクス」による不動産活性化はプラスに働き、来期の事業環境も良好とみられる。

180円台の値ごろ妙味と、期末一括6円配当で3.2%の配当利回りを手掛かりに、ここジリ高展開となっている。

【光製作所(8191)】

光製作所(8191) 日足6カ月

家具卸大手。50年以上前から、余剰資金で土地やビルを購入し続け、現在はJR吉祥寺駅から徒歩30秒のところにあるビルなど、安定的にテナントが入る首都圏の好立地物件を多数保有。利益のほとんどすべてを不動産賃貸で稼いでいる。不動産含み益も豊富とみられる

老朽化に伴い建て替え中の「REX大宮(元長崎屋大宮店)」も既にテナントがすべて決まり、入居率100%で今秋稼働する。

【桂川電機(6416)】

桂川電機(6416) 日足6カ月

大判特化の複写機メーカー。印刷スピードに優れる電子写真式大型プリンターのリーダー格。売り上げの9割が欧米を中心とした海外向け。

円高と欧州での販売低迷を背景に2010年3月期以降、4期連続赤字見通しだが、ここもとの円高是正に伴い今3月期の赤字幅は縮小する可能性がある。

来期については、欧州向けは不透明だが、北米向けは右肩上がりで伸びる見通し。売り上げ水準によるが、現行の為替水準が続けば来期は黒字転換が有望だろう。

時価は160円台。上場来最安値圏にあり、ここからの巻き返し余地が大きそう。

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